トッパ(51歳~55歳・男)

差別意識と偏見によって築かれた壁を乗り越えることの困難さが丁寧に描かれた逸品。2014年に観た映画の中で、最もボロ泣きさせられた作品でもありました。主役の3人も好演していましたが、憎まれ役の俳優たちの演技の巧さにも感心。あいつら、マジで許せん!

inosan009
(66歳~70歳・男)
『それでも夜は明ける』を筆頭に、『ダラス・バイヤース・クラブ』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』そして極め付け『ジャージー・ボーイズ』と、この年のアメリカ映画にはどれがベスト・ワンになってもおかしくない作品が多かったが、どれも今一つ何かが足りなかった。贅沢な話ではある。そんな中、本作こそ今年最も胸打たれた映画といえる。心無い偏見や差別へのやりきれない悲しみが、振り絞るような叫びとなって噴出する『I Shall Be Released』の絶唱が、今も耳に響いている。
YU KUROSAKI
(46歳~50歳・女)
3人とも魅力的だし、ルディ(アラン・カミング)の歌はすばらしいし、ちょっと変わった形だけど家族愛の溢れた素敵な作品だと思う。本当は私はこういうお話は嫌いなんだけど、酷評出来ないのが悔しい。ピアノの音も優しくて「come to me」大好きだ。
まあ坊
(56歳~60歳・女)
ドーナツの中でもチョコレートドーナツが一番好きなので、こんな素敵なタイトル名の映画は興味がわきます。
kohakine
(26歳~30歳・女)
差別問題やネグレクト、ちょっとヘビーなテーマが盛り込まれているが、愛情たっぷりの優しい映画。そこにエネルギーを注いでいるのが、アラン・カミングの歌声。吹替無しというのだからすごい。これを観てファンになった人は多いと思う。長くない作品だが、長くなってもアランが歌うシーンやゲイバーでのショーのシーンを増やしてもよかったと思う。アイザック・レイヴァの演技ももっと観たかった。まんまと感動してしまう作品だけど、ラストはそれだけではないし、斜に構えず素直に観て欲しい。
うちゅう人
(20代・女性)
ハンカチを用意して見始めるのがいい。何も用意しないまま 手で拭うのもいい。誰しも必ず心に残る好きなシーンが見つかるはず、私はデモテープにキスするところが好きです。きっと採用されたのはマルコがキスしたテープでしょう。しばらく余韻を引きずる映画だけど、気持ちが沈んだら""可愛い""ルディがしたハロウィンのコスプレを思い出せばいい