marutabatsuo
いろいろあって、バルフィはしょっちゅう警察に追いかけられてるんだけど、耳聞こえないからパントマイム的な追走劇が繰り広げられる。これがもうむちゃくちゃいいのよ。 チャップリン的で、ジャッキーチェン的で、トムとジェリー的で。警察との関係も銭形とルパンみたいで、愛があってちゃんと謎解き的なドラマもあって楽しいし、自転車で2人乗りしてるシーンなんかほんとに見てるこっちが幸せになるし、まあ最高だわ。2人の女性への愛からラストは幸せと切なさが同時に押し寄せてくるんだけど、ほんとに素晴らしい。
- ライオン丸
(31歳~35歳・男) - とにかくこのイリヤーナ・デクルーズという女優さんが美しくて惚れ惚れしちゃいます。絶世の美女とはまさにこの人のことですね。ザ・インド映画という感じで様々な要素がてんこ盛り、151分という長さも全く飽きずに観れました。「きっと、うまくいく」以来インド映画を観ていませんでしたが、これを機にインド映画にハマりそうです。
- kaori
(25歳~30歳・女) - 愉快でいて泣ける、絶品ハートフルムービー。歌えや踊れや♪なインド映画のイメージを覆す良品でした。
- のりすけ
(46歳~50歳・女) - 言葉を発しないバルフィは、非常に豊かな表情と身体表現で気持ちを伝える。サイレント映画のドタバタ喜劇役者か、はたまたジャッキー・チェンのようなアクションまで交えたバルフィの表現は、コミカルで微笑ましく、饒舌だ。他方、幼なじみのジルミルは、心を開くことの出来る人間が極端に限られている。そんな二人の間に介在する美しいシュルティ。バルフィが決断する場面の、ほとんど言語を介さない三人のやりとりがすばらしい。
- kadokado1958
(56歳~60歳・男) - 話は、チャップリンの「街の灯」をイメージさせる純愛もの。主役のバルフィが聾唖者ということもあるが、セリフも極力少なくてサイレント映画のようだ。話は1972年のダージリンから始まり現在まで、151分を全く飽きさせずに見せて、しかも、泣かせてしまうのだからインド映画は本当にパワーがある。インド映画を観る楽しみに「超美人女優を見る」があるが、本作の主演女優イリヤーナー・デクルーズは、ディーピカー・パードゥコーン(「恋する輪廻」)以上の美人だ。