エセ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は、助手インベ(イ・ドンフィ)と結託して依頼人を騙し、霊が全く視えないにも関わらず除霊と称した儀式を行い金儲けしていた。そんなある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性が悪霊に取り憑かれた妹(パク・ソイ)を助けほしいと依頼してくる。チョン博士らが偽の除霊を行おうとしたところ、妹は人間離れした動きと気配を見せた。チョンは伝統ある祈祷師の末裔であり、忌まわしい出来事により素性を隠してきたものの、チョン博士が受け継いだ呪具の鈴と七星剣がその妹に反応する。さらわれた妹を取り返すため悪霊に立ち向かおうとするチョンとユギョンだったが、相手は古くから人間の体を転々としながら霊力を狩る悪鬼であり、次々に憑依して襲いかかってきた。いつどこで誰に憑依するかわからない中、チョン自身にまつわる重大な秘密が明らかになっていく。