包帯で顔を覆った謎の男(シャー・ルク・カーン)と怪しい6人の女性たちがムンバイを走るメトロに乗り込む。地下鉄をジャックした彼らは乗客を人質にとり、政府に対して4千億ルピーを要求。渋る政府は交渉人としてテロ対策専門部隊長・ナルマダ(ナヤンターラ)を立てるが、救出作戦はことごとく失敗する。謎の男はこの車両に武器商人カリ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の娘が乗っていることを知っており、彼女を利用してカリから身代金を強奪することが目的であった。警察は身代金が振り込まれた口座を凍結しようとするが、すでにその金は70万人の貧しい人々へ配られていた。謎の男と女性たちは混乱に乗じて逃走。ところが、彼らが向かったのはなぜか女子刑務所だった。実は、謎の男は刑務所長で、手先となった彼女たちは、理不尽な理由で刑務所に収容された女性たちだったのだ。果たして彼らの真の目的とは……。