国境警備の任に就く青年ラファエル(ウルセル・ティルク)。その前に、3人のカンフーの達人が現れる。皮ジャンに身を包み、ラジカセでメタルを鳴らしながら宙を舞う彼らの前に、警備隊は壊滅状態。奇跡的に生還したラファエルは、その日以降、禁じられたカルチャーであるブラック・サバスの音楽やカンフーに熱狂するようになる。しかし、見よう見まねのカンフーでは、気になった女性一人射止めることができない。空回りの冴えない日々を送るラファエルは、ある時、偶然通りかかった山奥の修道院で衝撃の出逢いを果たす。それは、見たこともないカンフーを自在に操る僧侶たちだった。ラファエルは即座に弟子入りを志願するが……。