2003年。沖縄の高校生・湊(赤楚衛二)は、高校の後輩・美海(上白石萌歌)と出会う。音楽の趣味が一致した2人は自然と惹かれ合うようになり、湊の卒業式の日に告白し、付き合うことに。母を病気で亡くし、“音楽を作る”という夢を諦めかけていた湊だったが、“いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです”という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京して2人は再会、東京での幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳になる夢に向かって頑張る美海。“こんな幸せが、365日ずっと続きますように”。そう願っていた2人だったが、ある日、湊が突然別れを告げ、美海の前から去ってしまう……。