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Copyright:(C)Minato Studio 2025
平均評点
70.0点(14人)
観たひと
24
観たいひと
2
レビューの数
1
(C)Minato Studio 2025
阪神・淡路大震災の翌月に神戸市長田で生まれた在日コリアン三世の女性の葛藤や成長を綴るヒューマンドラマ。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯(あかり)。震災や家族、国籍に悩み、時には壊れそうになりながらも一歩ずつ前を向き自分の居場所を見つけてゆく。出演は「私がモテてどうすんだ」の富田望生、「PERFECT DAYS」の麻生祐未、「高津川」の甲本雅裕。NHK連続テレビ小説などの演出を手がけてきた安達もじりによる劇場作品初監督作。第37回東京国際映画祭(2024)にてワールド・プレミア。
1995年の阪神・淡路大震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。その年、灯(富田望生)は、在日コリアン三世として生を受けた。だが在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。さらに、父は家族との衝突が絶えず、家には常に冷たい空気が流れていた。そんななか、灯の姉・美悠(伊藤万理華)が投げかけた日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いてゆく……。
UPCOMING 新作紹介:「港に灯がともる」
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