幼い頃からおままごとや絵本に囲まれ、素敵な異性との出会いに憧れてきた山田仕草。中学生になり「好きな人ができると可愛くなる」と聞き、早速同じ塾の男子に告白して付き合い始めるが、思いがけない展開が訪れる。美大生となった仕草(祷キララ)は、同級生・佐伯(平井亜門)と交際するが、芸術家気取りの佐伯は仕草に一方的に別れを告げる。大学卒業後、新進気鋭の広告代理店に就職した仕草は、上司の自宅で開かれたホームパーティで金子(中島歩)と出会う。金子は、上司にこきつかわれる仕草を優しく気遣い、ふたりは距離を縮めてゆく。ついに理想的な男性に出会えた仕草だったが、ある日、彼女は自分にかけられていた“呪い”に気づき……。