怪しげで騒々しいドラッグパーティーに参加した、冴えないパンク青年ドゥード(エステバン・ムニョス)。友人ブロック(デレク・スレイド・タッカー)に誘われるまま“おバカのグミ”と呼ばれる強力ドラッグを許容量の2倍分誤って口にし、ぶっ飛んでしまう。ハイになったドゥードは、パーティーで演奏をしていたバンドのギタリスト、パル(シドラ・モーガン=モントーヤ)に一目惚れ。彼女の連絡先を見事ゲットするが、その矢先、パーティーのことを嗅ぎつけた警察に捕まりそうになる。なんとか警察をかわしたものの、彼の幻覚症状は治まらず、腹やハンバーガーが話し始める。ひとり人気のない場所へ向かい、孤独を嘆くドゥードだったが、気味の悪いべたついた生き物が見えるようになり……。そんな映画の撮影に挑む監督(ロコ・ゼベンバーゲン)とスタッフたち。予算もないなか、初めてメガホンを取る監督はギリギリの状況で制作を進めるが、様々な困難が生じ、その影響は作品にも反映されてゆくのだった……。