男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

栄光の旅路

  • えいこうのたびじ
  • Fear Strikes Out
  • ----


  • 平均評点

    0.0点(0人)

  • 観たひと

    3

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 伝記
製作国 アメリカ
製作年 1957
公開年月日 1957/5/29
上映時間 0分
製作会社 パラマウント映画
配給 パラマウント
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演アンソニー・パーキンス Jimmy_Piersall
カール・マルデン John_Piersall
ノーマ・ムーア Mary_Teevan
アダム・ウィリアムス Dr.Brown
Perry Wilson Mrs.John_Piersall
Peter J. Votrian Jimmy_Piersall(as a boy)
Dennis McMullen Phil
Gail Land Alice
ブライアン・ハット Bernie_Sherwill
バート・バーンズ Joe_Cronin

解説

ボストン・レッドソックスの中堅手ジム・ピアソールの半生を描いた野球選手伝記映画。ピアソールとアル・ハーシュバーグの原作のテッド・バークマンとラファエル・ブラウが共同脚色、テレビ出身のロバート・マリガンが監督した。撮影監督は「裸の天使」のハスケル・ボッグス、音楽作曲は「黄金の腕」のエルマー・バーンスタイン。主演は「友情ある説得」のアンソニー・パーキンス、「ベビイドール」のカール・マルデン、新人ノーマ・ムーア。

あらすじ

田舎町ウォーターベリーの洗濯屋の1人息子ジム・ピアソール(アンソニー・パーキンス)は、かつてマイナー・リーグの野球選手だった父ジョン(カール・マルデン)の期待にこたえハイ・スクールからボストン・レッドソックスのファーム・チーム、スクラントンに迎えられた。ジョンは自分が果たすことのできなかった大リーガー選手の夢を息子のジムに実現してもらうのを一生の念いとしていた。ジムも父の望みを遂げさせようと必死の練習を続けた。ある日、彼はファウル・フライを追ってスタンドに飛び込み、観客の若い娘に衝突した。ジムは、その娘ースクラントンの病院の看護婦メリー(ノーマ・ムーア)と親しくなった。メリーはジムの試合には必ずスタンドに現れるようになった。その年、スクラントンはイースタン・リーグ(Aクラス)のペナントを獲得、外野手として猛打を振るったジムのレッド・ソックス入りも確実となった。優勝の決まった日、ジムはメリーに結婚を申し込み故郷のウォーリーターベリーに連れ帰った。翌年、ジムはレッド・ソックスの正選になれると思っていたが、意外にもアメリカン・アソシエイション(AAクラス)のルイヴィルに送られた。がっかりしたのは父親のジョン、ジムは自分の責任のように思って心に重圧を覚えた。その年のシーズン半ば、メリーは女児を生んだが、子供の扶養、衰えてきた父母の面倒、そんなことを考えるジムは目の前が真暗になり激しい頭痛をおぼえた。しかし翌年春、ジムは待望のレッド・ソックスに加わることになった。ところが監督のクローニンがジムを遊撃に回したことからジムの心にしみついた脅迫観念が頭をもたげ出し、クローニンは自分を故意に失敗させ野球選手としての生命を断とうとしているのだと考えるようになった。ジムの頭はすっかり混乱、ダッグアウトで同僚と喧嘩したりして遂に病院に入れられてしまった。幸い病院にはブラウンという親切な医師がいて親身に世話をしてくれた。ブラウンは、ジムの脅迫観念が父親によって植付けられたものであると知り、ジョンをジムから遠去けた。しかしジョンは、ブラウンの目をかすめジムを病院から連れ出そうとした。ジムは、父親が自分を殺そうとしているんだと叫んだ。ジョンが寂しく帰った後ブラウンはジムに、父親の愛に生きようとするのは間違いで、自分の愛に生きよと説いた。ジムはやっと目が覚めた。クローニンが自分を追い出そうとしていると考えたのも全く自分の誤解だと分かった。レッド・ソックスに帰り必ず名選手になろう、こう考えると俄に世界が明るくなった。やがてジムはメリーに迎えられて退院した。彼の頭には、ボストンのフェンウェイ球場の外野狭しと走り回る自分の姿があった。

関連するキネマ旬報の記事

1957年7月下旬号

外国映画批評:栄光の旅路

1957年6月上旬号

新作グラビア:栄光の旅路

外国映画紹介:栄光の旅路