お墓を調査しにやって来たカク教授(チュン・ファト)とトジな助手ケイ(ビリー・ロウ)たちは、埋葬品を売りさばいて儲けるいわば墓場ドロボー。その日も不気味な洞窟を探検した三人は、父(チェン・ウインチュン)と母(ウォン・ヨォクアン)とベビー(ホー・キンウェイ)の三体のキョンシーを発見。でも、額にお札をはられて妖怪パワーを封じられていたのを、それを知らない彼らが研究室に持ち帰ってしまったので大変。標本として売ろうと車にベビー・キョンシーを乗せて街を走っていると、途中で一陣の強風が吹き荒れ、お札が取れてしまった。目ざめたキョンシーは可愛い女の子ガーガー(ホン・シイユー)の家の庭にやって来た。ガーガーの兄(ツァイ・ムンカム)と共にベビー・キョンシーと仲よくなり昼の遊園地などでいっしょに遊んだりしていた。一方、研究室に残されていた親キョンシーもケイがお札をはがした為に眠りから醒め、いなくなったベビーを探しに街へ。人々を混乱の渦におとしいれた。キョンシー退治に乗り出したのは、先祖が霊幻道士だった漢方医ラム(ラム・チェンイン)。娘(ムーン・リー)とその恋人と共に、キョンシーの行方を追った。ベビー・キョンシーのために妖怪パワーを発揮して大暴れする父と母だったが、ガーガーの家でやっと親子対面。包囲した警察隊の攻撃にびっくりするガーガーたち。やがて、攻防戦は鎮まるが、退治されたと思ったのもつかの間、キョンシー親子は生きており、また何処へと去ってゆくのだった。