インド洋に浮かぶセイシェル・アイランズ。このエキゾチックな島々には今日も観光客がたえなかった--。エマニエル(シルヴィア・クリステル)は、建築家の夫ジャン(U・オルシーニ)とこの島にわたって来て3年になろうとしていた。2人は互に干渉せず自由なSEXライフを送っている。2人の友人には、ミシェル(ジャック・ドニオル・ヴァルクローズ)や、フローレンス(オルガ・ジョルジュ・ピコ)などがいた。みんな自由な生活を送っている人々ばかりだ。ある日、ジャンは得意先のドイツ人を家に招待し、エマニエルはその男を海岸に誘いSEXを楽しんだ。と、その場面を沖の船から見ている人間がいる。エマニエルはそれを知ると、興奮も高まっていくのを覚えた。翌日、ミシェルの家に招かれ食事をしているエマニエル達の前に、若い映画監督グレゴリー(J・P・ブーヴィエ)が姿を現わした。そしてエマニエルは、彼こそ昨日海辺の彼女のSEXを見ていた男と確信する。その日、彼女とグレゴリーはある空家で快楽にふけった。だが彼は、エマニエルのフリーSEX的愛の考えを否定する。これはエマニエルにとってショックであった。彼女は夫とセシル(キャロライン・ローレンス)の仲を知ってい、グレゴリーと女優ドロシー(アレクサンドラ・スチュワルト)の仲を嫉妬した。だがドロシーはレズビアンたった。そしてエマニエルはグレゴリーにひかれていく。そんな妻の心変わりに気づき、説得しようとするジャン。やがて、グレゴリーがパリに帰る日がやってきた。グレゴリーを追って夫から去るべきか、どうか、悩むエマニエル。でも、今、エマニエルは自らの愛のために、新しい人生を飛びたとうと決意するのだった--。