古典ギリシャの悲劇詩人、エウリピデスの「メディア」に題材を借り、メディアを演じる国際女優と、実際に子供を殺し服役中のアメリカ女性を対照させながら女の深奥を描く。製作・監督・脚本は「夏の夜の10時30分」のジュールス・ダッシン。現代語訳はミノス・ヴォルナキス、撮影は「旅芸人の記録」のヨルゴス・アルヴァニティズ、音楽はヤァニス・マルコプロス、編集はジョージ・クロッツ、衣裳はディオニシス・フォトプロスが各々担当。出演はメリナ・メルクーリ、エレン・バースティン、アンドレアス・ウツィーナス、デスポ・ディアマンティドゥ、ディミトリス・パパミカエル、ヤニス・ヴォグリス、フェドン・ヨルギツィス、ベティ・ヴァラッシなど。