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ブルーレイン大阪

  • ぶるーれいんおおさか
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  • 平均評点

    66.4点(11人)

  • 観たひと

    22

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1983
公開年月日 1983/7/8
上映時間 79分
製作会社 にっかつ
配給 にっかつ
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督小沼勝 
脚本高田純 
企画山田耕大 
プロデューサー三浦朗 
撮影鈴木耕一 
美術金田克美 
主題曲八代亜紀 
録音福島信雅 
照明木村誠作 
編集鍋島惇 
選曲伊藤晴康 
助監督瀬川正仁 
スチール野上哲夫 

キャスト

出演志水季里子 宇崎待子
広瀬昌助 才賀悠司
江上修 江上勇夫
久我冴子 津村五月
絵沢萠子 宇崎伸江
花上晃 頼野
東隆明 長谷川
江崎和代 美雪

解説

かつて捨てられたことのある男と再会し、もう一度、その男に賭けようとする水商売の女の姿を描く。脚本は「ピンクのカーテン3」の高田純、監督は「縄と乳房」の小沼勝、撮影は「女帝(1983)」の鈴木耕一がそれぞれ担当。主題歌は、八代亜紀(「ブルーレイン大阪」)。

あらすじ

待子は大阪・北新地のクラブの小ママである。オッチャンというパトロンのいる実姉の伸江が店の大ママなのだが、最近、体の調子が悪く、店は待子が切り盛りしている状況なのだ。そんなことから、待子は妻と死に別れた商社マンの頼野にプロポーズされており、水商売からも足を洗いたいと思っていても、なかなか店を辞めることが出来ない。店が終ると、若い勇夫がいつもバイクで迎えにきており、待子がジーパンのときはベッドをともにして、スカートのときはダメという暗黙の了解がある。ある日、待子が売掛金の回収に出版社に出向くと、そこで、かつて付き合っていたカメラマンの悠司に出会う。悠司は三年前に待子を捨てた男で、背中には彼女に切りつけられた傷がある。彼はサーカスの写真を撮っており、五月というサーカスの女を連れていた。その日から、悠司は店に通いつめる。もう一度、待子と付き合おうという気持ちがあり、待子も動揺していた。嫉妬する五月は、二人の過去を店の中で大声で喋る。勇夫の方も、悠司に激しく対抗意識を燃やし、そんな彼の若さに、待子は苦笑するのだった。その頃、伸江から、「私は子宮を取ってしまったので、オッチャンが待子を囲いたい」と言っていると聞かされ、悠司との交際にためらいのあった待子は踏切りがついた。待子は姉の気持ちは分りながらも、悠司に会うとホテルに入った。その光景を見ていた勇夫と五月は、互いの立場が似ていることから、肉欲をむさぼり合った。待子は、アフリカの祭りの写真を撮りに行くのでついてこないかという悠司の誘いに、まだ迷っている。その時、待子と悠司の関係を知った伸江はショックで倒れてしまい、うわ言で待子にパトロンになるように言う。その言葉に、寂しくなった待子はアフリカ行きを決意する。しかし、悠司は出版社からアフリカの仕事をキャンセルされ、怒り狂い、車で待子に会いに行く途中、勇夫と五月がバイクで車の前に立ちはだかり、悠司はカッとなって転倒させてしまう。重傷の五月が見つめる眼の悲しさに、悠司はその場から離れることが出来ない。待子は雨の降る待ち合わせ場所から立ち上がり、誰も来ない街を歩き始めるのだった。

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1983年8月下旬号

日本映画批評:ブルーレイン大阪

グラビア:ブルーレイン大阪