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0課の女 赤い手錠

  • ぜろかのおんなあかいわっぱ
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  • 平均評点

    71.1点(87人)

  • 観たひと

    126

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1974
公開年月日 1974/5/21
上映時間 88分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野田幸男 
脚本神波史男 
松田寛夫 
原作篠原とおる 
企画吉峰甲子夫 
撮影中島芳男 
美術桑名忠之 
音楽菊池俊輔 
録音小松忠之 
照明大野忠三郎 
編集祖田富美夫 
助監督澤井信一郎 
スチール加藤光男 

キャスト

出演杉本美樹 
郷えい治 仲原義秀
小原秀明 仲原義明
菅原直行 野呂次男
荒木一郎 関三郎
遠藤征慈 稲葉徹
室田日出男 日下正志
三原葉子 矢野加律子
岸ひろみ 南雲杏子
森祐介 高坂正雄
戸浦六宏 
河合絃司 加藤
土山登士幸 石原
藤山浩二 三島
団巌 山中
久地明 井上
佐藤晟也 金子
横山繁 今西
関山耕司 所轄署主任
相馬剛三 所轄署長
谷本小夜子 留置場の女
小甲登枝恵 留置場の女
竹本清女 留置場の女
山田甲一 警官
木村修 警官
柿沢エミ エミイ
丹波哲郎 南雲善悟

解説

目的のためには、殺しもやり、自分の体を武器にしてまで犯罪者を追いつめる女刑事の活躍を描く。原作は篠原とおるの劇画「0課の女」。脚本は「女囚さそり 701号怨み節」の神波史男と松田寛夫、監督は「不良番長 骨までしゃぶれ」の野田幸男、撮影は「セックスドキュメント 金髪コールガール」の中島芳男がそれぞれ担当。

あらすじ

0課とは、警視庁におかれた秘密の捜査課で、法にとらわれず、特殊任務をおびて犯人を追う。長い黒髪で、冷たい感じを与える美貌の女刑事・零は、上役たちの企みで、迷宮入りにされかけた友人エミイ殺しの犯人を捜し出して殺したために留置場に入れられた。そこには、かつて零が捕えた女囚たちがおり、零は激しくリンチを加えられた。そのころ、刑務所から出所したばかりの仲原を首領格とする“ヨコスカの玉ころがし”と称する、稲葉、野呂、関、そして仲原の弟・義明たちは、海岸でアベックを襲い、男を殺し、娘を強姦した。ところが、その娘が、次期総理大臣候補・南雲善悟の娘・杏子と知った仲原は、南雲に身代金三千万円を要求した。南雲は、杏子を政・財界の有力者の息子と結婚させようとしていたため、谷、日下両警部に「生きたまま娘を連れ戻し、事件の全てを極秘にすること」を命令した。そこで、日下は、犯人のグループに送り込む刑事として零に白羽の矢をたて、杏子を無事に救い出すことを条件に釈放した。三千万円の受け取りの時に危機に陥った仲原を救うことによって、零は仲原たちが隠れているスナック“純”に潜り込んだ。そして、“純”のママ・加津子が零の顔を知っていたため、秘かに加律子を殺した。一方、三千万円が全部ニセ札だったために仲原は、今度は一億円を要求した。だが、その金を受け取りに行った野呂は、日下に射殺され、仲原たちの居場所も警察に知られてしまった。“純”をかこまれた仲原は、裏切ろうとした義明を殺し、御殿場まで逃げのび、外国人の別荘に隠れた。しかし、零にそそのかされた稲葉が逃げだすが、日下に捕えられた。拷問にかけられ、零と手を組むよう要求された稲葉は、別荘に戻るが、仲原に見破られ、射たれる。しかし、稲葉は零が警察の犬であることを喋って死んだために、仲原と関は、零と杏子を楯に銃撃戦を始めた。ところが、杏子が正気でないと知った南雲は、日下に零と杏子を殺すように命令した。車で必死に逃げる仲原たち。運転していた関が撃たれて死んだ。逃げきれぬと知った仲原は零を犯そうとしたが、その瞬間、零は仲原の首に手錠を巻きつけ力いっぱい引き絞った。仲原も死んだ。だが、警官隊の発砲は止まなかった。日下の裏切りに気づいた零は、反撃して日下の車を銃撃し、日下は火だるまになって死んだ。それから数日後、正気に返った杏子を、零は警視庁の前で車から降ろした。杏子を取り囲む新聞記者。やがて南雲は失脚するだろう、長髪を顔になびかせた零の顔は爽やかだった。

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