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忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)

  • ちゅうしんぐらはなのまきゆきのまき
  • Chushingura-"Forty-Seven Ronin"
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  • 平均評点

    69.7点(87人)

  • 観たひと

    128

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/11/3
上映時間 207分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督稲垣浩 
脚本八住利雄 
製作藤本真澄 
田中友幸 
稲垣浩 
撮影山田一夫 
美術監督伊藤熹朔 
美術植田寛 
音楽伊福部昭 
録音西川善男 
整音下永尚 
照明小島正七 
編集岩下廣一 
製作担当者川上勝太郎 
B班監督川西正義 
助監督丸輝夫 
高瀬昌弘 
スチル吉崎松雄 
合成泉実 
殺陣久世龍 
振付猿若清方 

キャスト

出演松本幸四郎 大石内蔵助
加山雄三 浅野内匠頭
三橋達也 堀部安兵衛
宝田明 高田郡兵衛
夏木陽介 岡野金右衛門
佐藤允 不破数右衛門
市川団子 大石松之丞
中村万之助 萱野三平
市川染五郎 矢頭右衛門七
加東大介 寺坂吉右衛門
河津清三郎 吉田忠左衛門
市川中車 吉良上野介
志村喬 千坂兵部
小林桂樹 脇坂淡路守
池部良 土屋主税
森繁久彌 本陣主人・半兵衛
フランキー堺 大工平五郎
三船敏郎 俵星玄蕃
原節子 大石妻・りく
司葉子 内匠頭妻・瑶泉院
新珠三千代 浮雲太夫
団令子 吉右衛門妹お軽
星由里子 平五郎妹お艶
池内淳子 水茶屋の女お文
淡路恵子 半兵衛女房お時
沢村貞子 上野介妻・富子
草笛光子 戸田の局
水野久美 潮田の妹佐保
北川町子 御湯番おきよ
白川由美 吉良の間者うめ
藤山陽子 瑶泉院侍女みゆき
一の宮あつ子 久兵衛女房おとみ
中島そのみ 居酒屋の女お玉
中北千枝子 長屋の女房お筆
東郷晴子 笹屋内儀お京
有島一郎 多門伝八郎
久保明 伊達左京亮
江原達怡 浅野大学
太刀川寛 上杉綱憲
平田昭彦 岡島八十右衛門
小泉博 大高源吾
藤木悠 武林唯七
土屋嘉男 潮田又之丞
高島忠夫 間十次郎
三島耕 早水藤左衛門
市川段四郎 片岡源吾右衛門
小杉義男 堀部弥兵衛
中村芝鶴 大野九郎兵衛
香川良介 原惣右衛門
清川荘司 藤井又左衛門
ヘンリー・大川 間瀬久太夫
中村又五郎 将軍徳川綱吉
山茶花究 柳沢出羽守
益田喜頓 吉良家用人松原多仲
田崎潤 薩州浪人村上鬼剣
戸上城太郎 清水一角
中丸忠雄 小林平八郎
高木弘 和久半太夫
堺左千夫 上杉の間者貴島主水
船戸順 浪人貝塚三郎次
清水元 興津宿役人荒賀源助
柳家金語楼 畳屋音吉
藤原釜足 楠屋久兵衛
八波むと志 植木屋徳三
横山運平 平五郎叔父松右衛門
藤田進 梶川与惣兵衛
三木のり平 野郎芸者利兵衛
由利徹 平五郎従弟のん太
南利明 平五郎従弟の伝八
池田生二 浅野家老安井彦右衛門
上原謙 院使清閑寺中納言
千葉一郎 勅使柳原大納言
天本英世 勅使高野中納言
石田茂樹 本陣番頭利七
伊藤久哉 大石瀬左衛門
山本廉 神崎与五郎
市川高麗蔵 近松勘六

解説

「如何なる星の下に」の八住利雄のオリジナル・シナリオを、「どぶろくの辰(1962)」の稲垣浩が監督。撮影もコンビの山田一夫。東宝創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。

あらすじ

◇花の巻--元禄十四年春三月、年々の慣例として勅使饗応の役を申し渡された播州赤穂の城主浅野内匠頭は、指南役吉良上野介から礼儀作法について教えをこうことになった。が、上野介は意味もなく内匠頭を嘲笑した。饗応の儀もあと一日という御勅答御儀の日であった。それまで抑えに抑えていた正義の剣は、殿中松の廊下で振りおろされた。内匠頭は即日切腹。早打駕篭は嵐をついて赤穂へ。赤穂城内では、大石内蔵助を中心に、城と共に討ち死にするか、城を明け渡すか議論が続いた。内蔵助は熟考の末、城を明け渡す断を下し、人数六十余名、誓紙血判をもって従った。山科の閑居に移った内蔵助は、廓遊びに明け暮れた。一方吉良家では用心棒を集めていた。廓遊びに耽る内蔵助は、妻りくを離縁した。母を見送る主税の顔にも、内蔵助の顔にも一筋の涙が光った。 ◇雪の巻--吉良上野介は、本所に新居を構えた。名を変え、職を変え江戸に住みついた赤穂浪人たちは、成就早かれと待機していた。俵星玄蕃が吉良家の用心棒になったという噂に堀部安兵衛は、酩酊した玄蕃を襲った。そしてからから笑う玄蕃にその本心を知った。お茶会の当日、赤穂浪人はそば屋の二階に集合した。二百名を数えた人数も今は数十名しかいない。深々と降り続いた雪は、深夜を真白に染めて吉良邸への道を照していた。総勢四十六名は死装束に身を固めて、表門、裏門から討ち入った。内蔵助の槍先には、この日を待たず武士の義に散った萱野三平の名札がしっかり結びつけられていた。門前には赤穂浪人遺言状と書かれた遺書が雪の中に立てられてあった。槍を片手に駈けつけた俵星玄蕃は、浪士の本懐を祈りながら、寄せ手を一歩も通さじと、宝蔵院流の槍をかまえた。

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