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喜劇 駅前金融

  • きげきえきまえきんゆう
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  • 平均評点

    49.6点(32人)

  • 観たひと

    53

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/7/4
上映時間 94分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督佐伯幸三 
脚本長瀬喜伴 
製作佐藤一郎 
金原文雄 
撮影岡崎宏三 
美術小野友滋 
音楽広瀬健次郎 
録音長岡憲治 
照明榊原庸介 
編集広瀬千鶴 
スチル横山愈 

キャスト

出演森繁久彌 森田徳之助
伴淳三郎 伴野孫作
フランキー堺 坂井次郎
三木のり平 高岡三平
淡島千景 島中圭子
淡路恵子 金成藤子
大空真弓 前川由美
池内淳子 石内染子
乙羽信子 孫作の女房・かね子
有島一郎 藤子の夫・剛造
加東大介 由美の父・前川博士
沢村貞子 由美の母・花子
松尾和子 松井和江
山茶花究 山花久吉
山東昭子 船原ホテルのセミ・ヌード
星美智子 ホステス夢子
和田弘とマヒナ・スターズ 

解説

「喜劇 駅前医院」でコンビの長瀬喜伴がシナリオを執筆、佐伯幸三が監督した“駅前”シリーズ十二作目。撮影もコンビの岡崎宏三。

あらすじ

場末の繁華街にある金成ビルの管理人伴野孫作と女房のかね子は、ホステスや近所の商人相手の高利貸をする金の盲者だ。ある日、ゴールデン・フジのホステスNO1の染子が、次郎のために金を貸りに来た。次郎には、恩師で会計学の権威前川博士の一人娘由美というフィアンセがいた。だが書生時代前川から見込まれた次郎も、学者を嫌ってバンドマンになった今、前川夫妻の頭痛の種であった。染子はそんなこととは露知らず次郎にぞっこんまいってしまった。そんなある日、前川夫妻は、四十歳にして経理士の資格を取った森田徳之助を祝うと称して、成金の高岡三平と由美を料亭“しまの家”で会わせた。三平と徳之助は大学が同期であったが由美の前でダイヤの指輪をちらつかせる三平に、祝の席を奪われてしまった。翌日、染子が工面した金を持って徳之助の所に現われた次郎は、三平の話を聞くとしょげこんだ。アパートへ帰った次郎を、由美が待っていた。由美は、「キャバレー勤めを止めて家に帰って欲しい」と次郎を口説いた。一方徳之助は、“しまの家”の経理士となった。女将圭子は、独身の徳之助に、何かと誘惑の手をさしのべた。徳之助は、金成ビルの持主、金成剛造の妻藤子にふられて以来、独身を通してきたのだった。そんな徳之助の所へ、次郎が前川から由美との話を破談にして欲しいと言われたと、血相をかえてやって来た。徳之助に入れ知恵された次郎は、翌朝、由美と母親花子を追って伊豆へ向った。三平と由美の部屋へ躍り込んだ次郎は、由美を表につれ出した。三平と結婚の約束を交わしたという由美に、次郎は金の力で負けた恨みを、金で晴そうと、伴野夫妻に弟子入りして高利貸修業に励んだ。やがて時がたち、由美は三平と結婚し、徳之助と圭子も結婚した。だが、景気のよかったゴールデンフジもつぶれ、金成ビルも危機に陥入った。この不景気風は三平のうえにものしかかり、会社はつぶれ、伴野もかね子に逃げられ、徳之助も圭子のケチ哲学に耐えられず家出を決行した。一方次郎は、この変動に気持を変え、またダンスホールのバンドマンとなった。ダンス音楽の流れる町に、由美と三平はやたいをひいて歩いていた。

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1965年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:喜劇 駅前金融