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青いくちづけ

  • あおいくちづけ
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  • 平均評点

    50.0点(2人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/7/3
上映時間 88分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上芳夫 
脚色池田一朗 
原作石坂洋次郎 
企画久保寺生郎 
撮影木浦義明 
美術内藤昭 
音楽池野成 
録音大谷巖 
照明加藤博也 
編集宮田味津三 
スチル西地正満 

キャスト

出演高田美和 夏目くみ子
倉石功 村瀬健吾
姿美千子 秋野君子
山東昭子 秋野文子
鈴木瑞穂 長谷川教授
高見国一 山川敬太郎
山岡久乃 岸上とも子
文野朋子 夏目安子
田中春男 夏目信蔵
北村英三 依田春樹
穂高のり子 依田宗子
近江輝子 お花さん
佐藤正三郎 岸上邦夫
沖時男 薬局の主人
越川一 清さん
杉山光宏 夏目信次
藤川準 山川誠
舟木洋一 課長
橘公子 秋野和子
小林加奈枝 山川松代
岩田正 番頭
伊東義高 木戸孝
松浦豊 依田春男
平泉征七郎 ボーイ
上坊泰三 田中進一
中野智永子 島村良江
大杉育美 三神英子
原田清子 町子
吉川初美 依田恵子

解説

石坂洋次郎の原作『くちづけ』を「続西の王将・東の大将」の池田一朗が脚色、「青い性(1964)」の井上芳夫が監督した青春もの。撮影は「乞食大将(1964)」の木浦義明。

あらすじ

西京大学の入学試験に合格した夏目くみ子は、北陸から京都へ向う途中、試験の時隣り合わせた学生・村瀬健吾と再会した。そこで健吾は、くみ子の同級生で就職の決った山川敬太郎や、秋野君子を知った。やがてくみ子の大学生活が始り、健太郎とくみ子は急速に親しみをくわえていった。一方就職した君子は、北陸弁がいつまでもなおらない敬太郎に愛想をつかし、健吾にほのかな恋情を抱くようになっていった。面白くない敬太郎は、くみ子、君子たちが提案した、同級生三人の会に、健吾が加わることを拒んで、ますます君子の反感を買ってしまった。そうしたある日、くみ子は健吾と、以前くみ子の家の女中をしていた、お花の経営する温泉マークに入り、食事を共にした。が、これが曲解されて、大学の教授の耳に入り、二人は教授室に呼ばれた。しかし二人の弁解で、誤解はとけ、二人は解放された。この事件がかえってくみ子と健吾に親近感を与え、二人は帰途はじめての口づけをかわした。くみ子はこのことを君子にうちあけた。うちひしがれた君子は、その夜、はじめて飲んだ酒に酔って、君子の住むアパートの向いの部屋のとも子、邦夫母子に介抱され、そこで意外な事実を知った。とも子がくみ子の本当の母親だというのだ。くみ子はこれを確かめようと、健吾をともなって郷里に帰った。いいはばかるくみ子にかわって、健吾が父・信蔵から、くみ子が、もと芸者だったとも子に生ませた子だったことを確かめた。帰京したくみ子は、君子につれられてとも子に会った。そんなくみ子に異父弟・邦夫は激しく反撥し、母は自分の手で養ってやると、自らボクシングに命を賭けてリングにのぼった。最初の試合、夢中で応援するくみ子を知ってか知らずか邦夫は勝った。涙を流してよろこぶくみ子の唇に健吾の唇がそっと重なっていった。

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