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野良犬(1966)

  • のらいぬ
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  • 平均評点

    60.2点(24人)

  • 観たひと

    41

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/11/26
上映時間 84分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上芳夫 
脚本藤本義一 
企画辻久一 
撮影中川芳久 
美術高橋康一 
音楽山内正 
録音須田武雄 
照明泉正蔵 
編集中静達治 
スチル椎名勇 

キャスト

出演田宮二郎 鴨井大介
坂本スミ子 玉村玉子
高毬子 七宮道子
早川保 木俣隆夫
成田三樹夫 風間正一
田村寿子 風間文子
垂水悟郎 外村
上野山功一 松尾
村上不二夫 中川
杉田康 千場
豪健司 花六
荒木康夫 九天
後藤武彦 子分
花布洋 子分
河野秋武 佐々井警部
夏木章 佐伯
谷謙一 多田
松山新一 
長谷川待子 初代
南堂正樹 記者
佐山真次 キャメラマン安田
三夏伸 若い警官
大川修 富沢
藤岡琢也 常さん
杉森麟 検死医
大橋一元 留置場の警官
笠原玲子 情婦
高田宗彦 賭場の客
隅田一男 賭場の客
喜多大八 記者
日高加月枝 おかみさん
中原健 トラックの運転手

解説

「続・鉄砲犬」の藤本義一がシナリオを執筆し、「青いくちづけ」の井上芳夫が監督した“犬”シリーズ七作目。撮影は「脂のしたたり」の中川芳久。

あらすじ

相変らずの宿無し、ハジキを懐に流れ歩く鴨井大介は東京に来ると競輪の予想屋をやるが、どうもうまくいかない。しかも、商事会社社長外村とのポーカーで大敗し、頼みのハジキを借金のカタにとられる有様。陽気な野良犬大介もさすがに肩を落して夜の街を歩く。と、その時、大介は車にはねられる女を目撃し、早速、病院に運んだ。女は風間文子といい兄正一を探しているという。しかし、文子の持っていた正一の住所は中野刑務所で、大介が行った時は既に出所した後だった。大介は文子のために尋ね人広告を出す一方、予想屋仲間の常さんの紹介でマッサージ師玉子の部屋に置いてもらうことになった。ハンサムな大介に玉子は言い寄ってきたが、女の嫌いな大介でもない。それに玉子から借りた金で拳銃を取り戻すこともできた。その頃、相次いで二つの殺人事件が起った。外村の経営するバーのマダムと、外村商事の幹部が殺されたのである。容疑者は風間正一ということだった。だが、風間は外村に監禁されていた。それを偶然知った大介は外村の謀みが読めた。外村は自分を裏切った二人を殺し、犯人を風間に仕立てていたのである。一方外村の監禁から脱け出た風間もそのことを知り、外村をつけ狙っていた。その風間を大介が探し回るという日が続いたある日、風間はついに外村を狙撃した。しかし、無用な殺人をさせたくない大介がそれを邪魔した。そこを、外村たちが射ってくる。大介と風間は今度は協力して応戦、しかし、敵が一発射つ間に三発は射ち返す大介の早射ちに、勝負はあっけなくついた。やがて、風間は文子と涙の対面をしたが、大介にとって涙は用はない。まだ熱の残るハジキを懐に納めて、野良犬大介は師走の街に、ひっそりと消えていった。

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