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コント55号 世紀の大弱点

  • こんとごじゅうごごうせいきのだいじゃくてん
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  • 平均評点

    58.8点(13人)

  • 観たひと

    26

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/11/2
上映時間 87分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督和田嘉訓 
脚本松木ひろし 
企画浅井良二 
製作安達英三郎 
撮影中井朝一 
美術加藤雅俊 
音楽山本直純 
録音吉沢昭一 
整音小沢渡 
照明山口虎男 
編集岩下広一 
衣裳小林正光 
製作担当者坂井靖史 
助監督合月勇 
記録岡本キミ子 
スチル田中一清 
合成三瓶一信 
振付土居甫 

キャスト

出演萩本欽一 矢島周作
坂上二郎 北川洋太
水垣洋子 須永糸美
真理アンヌ 小森麻子
三浦恭子 青砥小夜子
天本英世 沢田
上田吉二郎 赤石銅幹
由利徹 竹村直彦
内田裕也 鹿山久夫
宮地晴子 チロルのマダム
藤あきみ 秘書の町子
曽我町子 赤石直子
田中純一 管理人
大竹省二 写真家
前田武彦 評論家
森光子 文学者

解説

「ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険」の松木ひろしがシナリオを執筆し、同作品でコンビを組んだ和田嘉訓が監督したコメディ。撮影は「砂の香り」の中井朝一。

あらすじ

週刊誌「ウィーク・ポイント」の記者矢島周作と、カメラマンの北川洋太は、年中遅刻をしたり、原稿を取りにいってはそれを忘れるなどの破廉恥コンビだった。今日の仕事は、竹村に原稿をもらうこと。ふたりは勢いよく竹村を訪れたものの、ここ二十年も女性の手を握ったことがない純情作家竹村の筆は、さっぱり走らなかった。たまりかねた矢島・北川コンビは、竹村を引っばりだし特訓を開始した。ソープランド、アルサロそしてストリップやブルーフィルムの見学と特訓を続けた。ところが、最後の打ち止めに入ったバーで、竹村はホステスの君子と交渉を成立させ雲がくれしてしまった。原稿とりに失敗したふたりは、その帰途タクシーの中で、作者名のない小説原稿を捨った。ごれが凄い傑作、ふたりは窮余の一策として竹村の替りに山吹咲代という架空女流作家を仕たてて売りだした。しかし、これが読者の熱狂的な支持を得て、売上げは倍増、次の作品を依頼される始末だった。ふたりは、写真だけでも何とかしようとバーのホステス須永糸美を山吹咲代に仕立てた。一方で姿なき作者を探求するふたりはドヤ街に赤石銅幹をつきとめた。次の作品の執筆を懇願するふたりを前に、銅幹は名前を架空にするという条件で、書くことに同意した。女房から逃れている銅幹は、住所の知れることを心配していたのだ。これには二人は大喜び、仕事は順調にはかどった。山吹咲代なる作家は、次々に作品を発表し山吹咲代こと須永糸美は遂に新人文学賞を受賞して脚光を浴びた。だが、前々から糸美に不信を抱いていた週刊ロマンの記者小森麻子は、彼女とテレビタレントとのスキャンダルをスクープ。その上、麻子の計略にのってホテルにカンヅメにされた糸美は、短篇を書かされるはめになってしまった。矢島と北川は、糸美を助けにホテルに直行したが、すでに遅かった。度重なる失敗にふたりはクビになりかけた。ところが、糸美の書いた短篇が評論家や文学者に高く評価され彼女は女流文学賞を受けて一段と名をあげた。これで、クビをつないだ矢島と北川は、今日もまた編集長に怒鳴られながら原稿とりに街の中へ消えていくのだった。

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