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愛のきずな

  • あいのきずな
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  • 平均評点

    64.2点(21人)

  • 観たひと

    32

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/2/15
上映時間 98分
製作会社 渡辺プロダクション=東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督坪島孝 
脚本小川英 
坪島孝 
原作松本清張 
製作渡辺晋 
五明忠人 
撮影内海正治 
美術育野重一 
音楽広瀬健次郎 
録音指田漸 
整音杉崎喬 
照明高島利雄 
編集武田うめ 
製作担当者篠田啓助 
助監督松本正志 
スチル橋山直己 
合成三瓶一信 

キャスト

出演藤田まこと 鈴木良平
原知佐子 鈴木早苗
吉田優香 鈴木美奈
園まり 平井雪子
佐藤允 平井健次
山茶花究 葉室
小栗一也 総務課長
堺左千夫 宮田
勝部義夫 貝塚
大前亘 堀川
北浦昭義 吉野
川村真樹 女秘書
上田吉二郎 政治家
左とん平 出前持
草川直也 監督
松本染升 とん楽の主人
上杉高也 尾行の若い男
鈴木治夫 コロナの男
関田裕 入学式の警官
千石規子 煙草屋のかみさん
生方壮児 エルムのマスター
鈴木和夫 あんちゃんA
西条康彦 あんちゃんB
岩本弘司 あんちゃんC

解説

松本清張の原作『たづたづし』を坪島孝監督と「燃える大陸」の小川英が脚色したミステリーロマン。撮影は「ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険」の内海正治が担当した。

あらすじ

東西観光の総務課長代理鈴木良平は、専務の娘と結婚し、皆から羨まれていた。だが、父親の権威をかさにきる妻との生活は、良平にとって愉快なものではなかった。ある雨の夕べ、良平は清純な娘雪子と知合った。やがて二人に愛が芽生え夢のような数ヵ月が過ぎた。だから、良平が雪子に服役中の夫がいると囁かれた時ショックは大きかった。雪子は、夫が出所したら、良平との関係を話し離婚すると言った。だが、小心な良平は、その時から強迫観念に襲われるようになった。雪子が離婚話を夫にしたら、必ず凶暴な彼女の夫は自分を刺しに来る。そう信ずる良平は、雪子に離婚を諦めるよう説得するのに、懸命だった。だが、雪子の良平に対する愛は変らなかった。良平は雪子を信州に誘って殺した。ところが、皮肉なことに良平は新たな恐怖にさいなまれはじめた。雪子のはめていたオパールの指輪を抜取ることを忘れたのだ。東西観光に雪子の夫が現われたのは、それから数日後だった。良平は、公金を横領して逃げている社員を自分とすり変えて難を逃れた。それから数日、良平は再び緊張した。自社のコマーシャル映画に雪子が映っていたからだった。良平が信州に尋ねた雪子は喫茶店に勤めていた。雪子は、突然の衝撃で失神したものの、死んだのではなかった。だが、雪子はその時のショックで過去の一切を失っていた。良平は雪子を東京に連れ帰り、再び恋仲となった。しかし、自分がまた事件の渦中に入り、死への運命を辿っていることを良平は知らなかった。

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