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弾痕(1969)

  • だんこん
  • Bullet Wound
  • ----

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  • 平均評点

    63.3点(46人)

  • 観たひと

    85

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/9/10
上映時間 94分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森谷司郎 
脚本永原秀一 
製作貝山知弘 
撮影斎藤孝雄 
美術村木与四郎 
音楽武満徹 
録音矢野口文雄 
照明小島正七 
編集黒岩義民 
スチル中尾孝 

キャスト

出演加山雄三 滝村憲
太地喜和子 有村沙織
佐藤慶 三宅
岡田英次 ジョージ・北林
立花マリ 久野薫
納谷悟朗 渡海
小沢忠臣 野瀬
岸田森 
ロルフ・ジェサップ コムルスキー
アンディ・シームズ トニー・ローズ
上田忠好 埋立地の男
近藤準 外務省係官
加藤和夫 警視庁外事課課員
原知佐子 朱芳
田中浩 阿洪
ポウル・ウォルターズ 工作員A
ジョセフ・カバナウー 工作員B
ジェラルド・アダムス 工作員C

解説

「無頼・殺せ」の永原秀一がシナリオを執筆し、「二人の恋人」の森谷司郎がメガホンをとったアクションもの。撮影は「兄貴の恋人」の斎藤孝雄が担当した。

あらすじ

夏の日の箱根。首相と会談を終えた米特使一行の帰路を、テロリストの一団が狙っていた。一行の車が近づき、手榴弾が投げられようとした一瞬、空から一台のヘリコプターが急降下し、一人の男がテロリストたちを狙撃した。滝村憲--米諜報機関工作員、銃の名手である。ある日、来日中の中共貿易促進使節員楊が、米大使館に逃げこんだ。楊の逃亡をたすけた憲は、その夜、中共側の工作員三宅に狙撃された。憲は反射的に弾丸を避けたものの、それは通行人を負傷させていた。有村沙織がその人だった。憲は女工作員薫に手当の依頼をすると、次の任地で北朝鮮からの密入国者を射殺した。所持品から中共側のスパイであることが判明、逃亡した楊との関連に、疑惑が持たれた。拷問の末、楊は自分の目的が、東京で武器商人ローズと武器買入れ交渉をすることにあった、と自白した。彫刻家沙織と再会した憲は、傷の代償としてモデルをさせられた。彼女は、憲の中に“心の傷跡”を感じ、それを彫像に表現しようとした。死の商人ローズがやって来た。憲は彼の動向に注意したが、楊の自白もローズの来日もみな囮だった。その時取引きはすでに完了していた。憲は三宅を倒すと、本もののローズを射殺した。が、憲もまた同僚工作員によって、殺されてしまった。沙織は、最後まで祖国を持ち得ず孤独のうちに生涯をとじた憲の死顔を、酷薄なまでの眼差しで見つめた。

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