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独立愚連隊西へ

  • どくりつぐれんたいにしへ
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  • 平均評点

    75.2点(151人)

  • 観たひと

    250

  • 観たいひと

    11

  • レビューの数

    28

基本情報

ジャンル アクション / 戦争
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/10/30
上映時間 107分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット

スタッフ

監督岡本喜八 
脚本関沢新一 
岡本喜八 
製作田中友幸 
撮影逢沢譲 
美術阿久根巖 
音楽佐藤勝 
録音渡会伸 
照明猪原一郎 

キャスト

出演加山雄三 左文字少尉
佐藤允 戸山軍曹
堺左千夫 神谷一等兵
大木正司 青山上等兵
中山豊 畑一等兵
江原達怡 小峯衛生兵
山本廉 関曹長
中谷一郎 早川
平田昭彦 大江大尉
久保明 北原少尉
フランキー堺 梁隊長
田島義文 新田参謀
中丸忠雄 金山中尉
上村幸之 森少尉
水野久美 羽島六合子
田村まゆみ 中国の少女
横山道代 竹ッぺ
堤康久 石野伍長
若松明 林兵長
高木弘 山中兵長
沢村いき雄 中国密偵A
三浦敏雄 中国密偵B
桐野洋雄 宮田憲兵
川村郁夫 トラック運転手
岩本弘司 助手兵
ミッキー・カーチス 右翼の兵隊
林幹 八路軍高級将校
天本英世 ゲリラ隊長
加藤春哉 見習士官

解説

北支戦線を背景に規格外れの兵隊達の活躍を描く「独立愚連隊」の姉妹編。「大学の山賊たち」のコンビ関沢新一と岡本喜八のオリジナル・シナリオを岡本喜八が監督した。撮影は「悪い奴ほどよく眠る」の蓬沢譲。

あらすじ

北支戦線。歩兵第四六三連隊は八路軍に攻撃を受け、軍旗を抱いて脱出した北原少尉を残し、玉砕した。北原の消息は分らなかった。師団本部は将軍廟の第四六三連隊留守隊長大江大尉に軍旗捜索を命令し、増援隊として現役小隊を派遣した。その小隊は、隊長左文字少尉以下、日本軍隊からは厄介者扱いを受け、危険な戦線ばかりを転戦している独立左文字小隊だった。将軍廟の新米歩哨兵に小川を渡河中敵兵とまちがえられ、裸のままで追い払われた。神谷一等兵は行万不明となった。裸で兵隊は勤まらぬ。左文字小隊は味方の軍用トラックを襲撃、被服、武器を揃えて将軍廟に入城した。が、事件が暴露、全員重営倉となった。一方、師団本部から軍旗捜索視察のため将軍廟に向った新任参謀新田は、慰安所の主人早川に射殺された。早川は戦友を自決させた新田を狙っていたのだ。岩陰で見ていた神谷は、新田に化けて将軍廟にのりこんだ。彼は驚く左文字隊員を軍旗捜索隊に任命、大江大尉を尻目に将軍廟を後にした。第一次軍旗捜索隊全滅の地に着いた。八路車に取りかこまれた。投降を呼びかける日本女性が探していた恋人羽島だと知った小峯衛生兵は、戸山軍曹とともに敵陣に潜入、彼と元陸軍中尉金山をひっさらった。やがて隊は、第四六三連隊玉砕の地に着いた。隊の前を中国の花嫁行列が行く。その先頭に立つ旗竿、それは失われた軍旗のものだ。左文字は洞窟で軍旗を抱いて傷つける身を横たえる北原を発見した。北原は左文字に軍旗を渡すと自決しようとしたが、止められた。部下の許に帰った左文字は北原は自決したといった。軍旗は戻った。だが、これを狙う八路軍のスパイ金山と、二階級特進を狙う関軍長が本性を現わした。関は戦争のない世界へ脱がれようとした小峯と羽島を射殺した。隊は再び八路軍に包囲された。左文字は金山を梁隊長に引渡し、決戦の時を待った。が、梁大隊は空に向って発砲し引揚げた。男と男の友情なのだ。軍旗は無事将軍廟に帰還した。しかし隊を待っていたのは、直ちに最前線へ直進せよとの命令だった。関は憲兵殺しとして逮補された。独立左文字小隊は再び戦線に向った。

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1960年11月上旬号

日本映画紹介:独立愚連隊西へ