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旅路(1955)

  • たびじ
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  • 平均評点

    69.5点(11人)

  • 観たひと

    17

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/8/31
上映時間 91分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督稲垣浩 
脚本稲垣浩 
原案長谷川伸 
製作佐藤一郎 
撮影安本淳 
美術北猛夫 
園真 
音楽深井史郎 
録音三上長七郎 
照明森茂 

キャスト

出演池部良 三日月直次郎
平田昭彦 堀越の政吉
岡田茉莉子 おたか
市川かつじ 金之助
小沢栄 原島の徳太郎
藤原釜足 五郎作
高尾光子 おりき
小杉義男 磯貝の岩太郎
恩田清二郎 久保井の儀助
中島春雄 花村の寅松
広瀬正一 ドテ辰
加東大介 だんどり三太
上野明美 おこう
上田吉二郎 留吉
谷晃 六蔵
山田巳之助 平作
本間文子 おくら
大友伸 山久
小林亜佐子 山久の娘
中村是好 宿屋の番頭
江幡秀子 Aの宿の女中
中野俊子 Bの宿の女中
園田裕子 Cの宿の女中
馬野都留子 Dの宿の女中
沢村宗之助 医者
沢村いき雄 行司

解説

長谷川伸の原案を「続宮本武蔵」の稲垣浩が脚色監督、同じく安本淳が撮影を担当する。主なる出演者は「33号車応答なし」の池部良、「三四郎」の平田昭彦、「続宮本武蔵」の岡田茉莉子、「由起子」の小沢栄、「東京-香港 蜜月旅行」の藤原釜足、など。

あらすじ

やくざの直次郎は、親分原徳の身替りに、愛するおたかと五つの金之助をおいて旅に出た。直次郎とおたか、もとはといえば旅がらすの直次郎が、縄張り争いで殺された政吉の女房おたかと子供の金之助に会ったのがはじめ、おたかを実家にまで送る役を直次郎が引受けたのが事のはじまりだった。はじめおたかも直次郎を警戒していたが、金之助が直次郎になつき、直次郎は三味線を買って堅気の生活に入ろうと考えた。やがて真次郎の故郷信州上田の町はずれに彼等は一家をかまえたが、直次郎とおたかはまだ夫婦ではなかった。ようやくおたかにも直次郎の誠意がわかり、夫婦になることを承知した夜に金之助が大病になった。医者に払う金がいる。やむなく土地の原徳親分に自分の身体を売り、縄張り争いに身を投じて親分の身替りとなり、草鞋をはいて旅に出た。それから一年、ほとぼりもさめた頃、直次郎は故郷に帰って来た。しかしおたか母子はおらず、おちぶれた原徳親分が中気で寝ているだけであった。自分の身替りとなった直次郎との約束を守って原徳親分はおたか母子の面到を見ていたのであるが、おちぶれてそれが出来なくなり、土地の金持で男やもめの山久におたかを乳母に世話したのである。山久がおたかを気に入り後妻に望んでいるという話に直次郎はひそかにその家を尋ねた。おたかも金之助も幸福そうであった。直次郎はそれを見て何も云わず淋しく立去るのであった。

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