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大当り三色娘

  • おおあたりさんしょくむすめ
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  • 平均評点

    59.9点(14人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ミュージカル
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/7/13
上映時間 94分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督杉江敏男 
脚色井手俊郎 
原作中野実 
製作杉原貞雄 
撮影完倉泰一 
美術村木忍 
音楽神津善行 
録音渡会伸 
照明金子光男 
編集岩下廣一 
製作担当者石橋嘉博 
助監督秋山正 
スチール山崎淳 
振付県洋二 
花柳啓之 

キャスト

出演美空ひばり 根室エリ子
江利チエミ 小林トミ子
雪村いづみ 楠ミチオ
宝田明 京須肇
山田真二 吉岡進一
江原達怡 松井宏
御橋公 岡田真太郎
英百合子 岡田浜子
三原秀夫 岡田真一
若山セツ子 岡田妙子
若原雅夫 板倉章太
草笛光子 板倉英子
伊豆肇 小倉三千夫
水の也清美 小倉葉子
松山なつ子 小倉ユカリ
出雲八重子 お菊さん
三好栄子 坂上女史
飯田蝶子 お祖母さん
左卜全 小林平吉
浪花千栄子 吉岡梅子
小泉澄子 ズベ公
高島稔 工場の少年
小沢経子 女中

解説

昨年の「ロマンス娘」につづく美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人共演によるミュージカル。東宝スコープ第一回作品である。(東宝スコープ--画面比率タテ一対ヨコニ・三五、パースペクタ方式による立体音響)原作を“平凡”連載の中野実の「三色娘」にとり「山鳩」の井手俊郎が脚色、「忘却の花びら (完結篇)」のコンビ、杉江敏男が監督、完倉泰一が撮影した。主演は「おしどり喧嘩笠」の美空ひばり、「ロマンス誕生」の雪村いづみ、山田真二、「続サザエさん」の江利チエミ、「わが胸に虹は消えず (二部作)」の宝田明、江原達怡。ほかに若山セツ子、若原雅夫、草笛光子、伊豆肇、飯田蝶子など。色彩はイーストマンカラー。

あらすじ

日本舞踊のお師匠さん兼女中のエリ子は、主人の小島家夫人に頼まれて、夫人の弟宏とエリ子の親友ミチオとを見合いさせることになった。ミチオは作曲家と歌手の夫妻の板倉家で好きな音楽の勉強をしながら、やはり女中をしているのだった。見合いの当日、片想いだったミチオに、晴れて会えるとハシャギ過ぎた宏は、鼻の頭を蜂に刺され大騒ぎ。そこでエリ子は下宿している学生京須をピンチヒッターに起用。一方、宏の身替りとは知らぬミチオは、宏だと思い込んだまま京須に夢中になってしまった。彼を好きなのはミチオばかりではない。ふとした縁で京須の引越しを手伝った岡田邸の女中トミ子も、彼に首ったけである。エリ子も論外ではない。そして、この三人の娘の頭の中では、それぞれ京須と一緒に唄いそして踊る楽しい幻想が繰展げられるのであった。そんなある日、トミ子は叔父の計いで、罐詰屋の息子吉岡と見合いをさせられたが、京須に魅かれている彼女はもちろんこの話を断った。吉岡もお義理でした見合だったが、明朗活溌な彼女をいつしか好きになってしまった。その頃、宏は自動車事故で足を骨折し入院したが、ミチオが見舞に来て、京須のことを宏と思い違いしていたが矢張り本当の宏さんの方が好きと打明けた。そこへトミ子と吉岡がお揃いで見舞に来た。お見合い以来、二人もすっかり仲良くなってしまったのだ。三人娘の巻ぞえをくった京須は嫌気がさして、エリ子が涙を浮べて引止めるのも聞かず下宿を引越してしまった。--エリ子の舞踊発表会の日、トミ子と吉岡、ミチオと宏の二組のカップルが仲よく姿を現わしたが、京須だけが来てない。しかし、ハネて帰ろうとする廊下でエリ子はぱったり京須に出会った。かくして、三組のカップルは三人娘の朗らかなコーラスに乗って目出たく結ばれたのであった。

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