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地球防衛軍

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  • 平均評点

    66.3点(218人)

  • 観たひと

    354

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    66

基本情報

ジャンル SF
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/12/28
上映時間 88分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚色香山滋 
木村武 
原作丘美丈二郎 
製作総指揮森岩雄 
製作田中友幸 
撮影小泉一 
美術安倍輝明 
音楽伊福部昭 
録音宮崎正信 
音響効果三縄一郎 
照明岸田九一郎 
編集岩下広一 
製作担当者坂本泰明 
助監督梶田興治 
スチール土屋次郎 
光学撮影荒木秀三郎 
特技撮影有川貞昌 
特技美術渡辺明 
特技照明城田正雄 
合成向山宏 
操演中代文雄 
火薬山本久蔵 
合成撮影土井三郎 
光学作画飯塚定雄 
茂田江津子 
特技助監督浅井正勝 
造形利光貞三 

キャスト

出演佐原健二 渥美譲治
平田昭彦 白石亮一
白川由美 江津子
河内桃子 岩本広子
三條利喜江 江津子の母
志村喬 安達博士
村上冬樹 川波博士
今泉廉 早見技師
中村哲 幸田博士
生方壮児 野田博士
佐田豊 宮本警部
草間璋夫 戸川署長
大友伴 川田巡査
緒方燐作 尾形巡査
山田巳之助 浜本国防庁長官
藤田進 森田司令
熊谷二良 井藤一佐
三原秀夫 江本司令
伊藤久哉 関隊長
中丸忠雄 山本二尉
小杉義男 杉本司令
大川平八郎 防衛司令部渉外局長
加藤春哉 仙造
土屋嘉男 ミステリアン統領

解説

「ゴジラ(1954)」「空の大怪獣 ラドン」に続いて製作された空想科学映画である。製作スタッフの中心も、前二作と変らない。丘見丈二郎の原作を香山滋が潤色、更に「遥かなる男」の木村武(1)が脚色し、「別れの茶摘み歌 お姉さんと呼んだ人」の本多猪四郎が監督した。撮影は「新しい背広」の小泉一が担当した。ほかに東宝特技班が参加している。主演は「遥かなる男」の平田昭彦、「脱獄囚」の河内桃子、「続々大番 (怒涛篇)」の白川由美、それに佐原健二などで、ほかに志村喬、村上冬樹らが助演している。色彩はイーストマンカラー。Perspecta Stereophonic Sound。

あらすじ

富士山のふもと、西湖のほとりの森で奇怪な山火事が起り更に山崩れが続発し、一集落が全滅した。調査団が調べていると、地中から怪獣モゲラが現れ、怪光線を発し、襲いかかった。発電所をたたきつぶし、街へむかって突進してきた。街の手前の橋に爆薬が装てんされ、モゲラは爆破された。それは特殊合金製の電波ロボットであることを調査に加わった譲治は発見した。天文台の安達博士は山崩れのとき姿を消した亮一のレポートで、五千年前、原水爆により自らの遊星を破滅させたミステリアンの侵入を知った。再び調査団が富士へ赴いた時、湖の中から球型のドームが浮び上り、博士ら五人を、内部に招じ入れ、このドームを中心に半径三キロの土地と江津子、広子ら五人の女性の引渡しを要求した。事件の対策本部は防衛庁に移され、結局この侵略を防ぐため自衛行動に移ることになった。科学研究のためドームにとどまっていた亮一は、人類の科学よりはるかに進歩したミステリアンを相手に戦争を始めるのは無謀だと譲治に伝えてきた。が、自衛隊は攻撃を始めた。ロケット砲も戦車砲もドームには効果がなかった。ドームから緑の怪光線が発射されると、ロケット砲も戦車もたちまち溶けた。空飛ぶ円盤も空に飛び、ジェット機を叩き落した。自衛隊は全滅に瀕し、全世界の科学を集めて抵抗することになった。熱線攻撃が計画され、電子砲を備えた航空艇アルファ号が攻撃したが、ドームはビクともしない。広子、江津子たちは警戒の裏をかいて拉し去られた。地球軍は新兵器マーカライトファープを完成した。ドームの怪光線に匹敵する熱線を放射でき、敵の光線を反射することができた。譲治はモゲラの出現した谷間がドームとつながっていると考え、広子らを救出しようと谷間へ赴いた。マーカライトは攻撃を開始し、ドームの外壁を真赤に変色させた。ドームは報復に湖水の水をあふれさせ、マーカライトや市街を水底に沈めた。その時、譲治はドームの機関室に忍びこみ、機関を破壊したが、彼は捕えられ、江津子らの室へ連れて行かれる。ミステリアンの野望に絶望した亮一は譲治たちを逃がしてやり、機関室のスイッチを入れた。ドームは大爆発を起し、空飛ぶ円盤は逃げ去って行った。

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