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おしどり笠

  • おしどりがさ
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  • 平均評点

    73.0点(3人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1948
公開年月日 1948/1/13
上映時間 84分
製作会社 大映京都
配給 大映・京都
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森一生 
脚本比佐芳武 
企画松山英夫 
撮影石本秀雄 
美術菊地修平 
音楽西梧郎 
録音大谷巖 
照明湯川太四郎 

キャスト

出演片岡千恵蔵 つばくろ藤太郎
杉狂児 草間の金助
小杉勇 戸倉屋彦右衛門
香川良介 彦兵衛
市川小文治 彦作
山根寿子 おたか(おすみ)
豆千代 おかつ
月宮乙女 おしん
折原啓子 お雪

解説

「十三の眼」「手をつなぐ子等(1948)」の松山英夫の企画で「生活の樹」につぐ森一生の監督、撮影「逃亡者(1947)」の石本秀雄が担当。「三本指の男」の片岡千恵蔵と「長崎物語」「愉快な仲間(1947)」の折原啓子が主演する。「逃亡者(1947)」の月宮乙女「旅裝」の市川春代が助演する他小杉勇、杉狂児らが出演する。

あらすじ

夜の江戸藏前、戸倉屋の表は幔幕が張りめぐらされ、がやがやと人だかり。松平伯耆守のお部屋様に戸倉屋の娘おたかが腐れ縁に打ち込む新規の楔のための祝いごと。やがて迎駕がつくが祖父の彦右衛門は反対らしい。この時おたかの姿が見えなくなる。東海道を下ってゆくおすみ(おたか)、おかつ、おしんの三人連れの鳥追姿、目指すは追速堂島美濃屋へと、だがすぐ追手がさしむけられる。一方つばくろ藤太郎は戸倉屋の息子彦作のために身をくずした妹お雪を探しての道中をつづけるが飛脚三吉の口から戸倉屋の事件を聞く。藤太郎は立場茶屋で金助、おたか一行と知り合う。金助はお雪の行方を知っているが藤太郎の男振りに引きづられて話しづらくなる。金助、おたか一行は藤太郎の後へつづくが藤太郎は一人旅の方が好きらしい。ところが金助の一味であった小平、彌吉がおたかの素性を知って欲のために矢を入れるが藤太郎がいるので果たされない。やがて藤太郎は金助の涙によって妹お雪の所在がわかるがもはや臨終の床。居合わせたおたかが藤太郎に事情を打明けて兄の罪をわびるが藤太郎は母のもとへ引返す。その時おたかを追う一行は小平、彌吉を先頭にやってくる、だが藤太郎の忠言によって兄の彦作は改心するが聞かないのが松平家の家来達、おたかをさらってゆく。金助の伝言によってそれを知った藤太郎はおたかを助ける、やがて晴れた空に藤太郎の姿を追うおたかの晴れやかな顔があった。

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