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情熱の人魚

  • じょうねつのにんぎょ
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  • 平均評点

    56.3点(7人)

  • 観たひと

    12

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1948
公開年月日 1948/11/22
上映時間 65分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田口哲 
脚本松村俊雄 
企画久保寺生郎 
撮影渡辺公夫 
美術木村威夫 
音楽斎藤一郎 
録音西井憲一 
照明下村一夫 

キャスト

出演山口淑子 道子
水島道太郎 堀田
山本礼三郎 戸川
若杉須美子 しげ子
平井岐代子 春子
小原利之 安田
吉川公一郎 風早
花布辰男 由村
河原保二 社長
宮島健一 秋田

解説

企画は新人久保寺生郎の第一回担当で、松村俊雄(新人)の脚本を「オリオン星座」「夜のプラットホーム」の田口哲が監督し、「舞台は廻る」「夜のプラットホーム」の渡辺公夫のカメラである。「わが生涯のかがやける日」に次ぐ山口淑子第二回出演で、「夜のプラットホーム」の水島道太郎「酔いどれ天使」の山本礼三郎「夜のプラットホーム」「その夜の冒険」「死美人」の若杉須美子らが出演する。

あらすじ

場末のキャバレー。バンドも客も品の悪さを感じながら堀田は、キャバレーの主戸川を尋ねたが、インチキキャバレーの正体をあらわして戸川はすでに警視庁行きでるす女給しげ子の案内で戸川の代理道子に会った。ピアニストと聞いて道子は堀田といきなり舞台に立つ、何のことはない、わんさわんさのさわぎの中で結構歌いのける。道子はこんな所で歌うのに練習も、修業もいらないと言う、堀田は唖然としてしまうが道子の声量の豊富なのを惜しんで一人前のオペラ歌手にしようと決心する。道子はオペラ歌手をのぞんでみたところで……と思ったが堀田の熱心さに負けてしまう。やがて月日は流れた。道子は拍手の中を、堀田の指揮によってオペラ「椿姫」を歌った、そのころ戸川は刑務所から出てくる。道子を情婦としている戸川は血まなこに探しあてた処は楽屋、堀田にピストルをむけている、道子は息をのんで……次の瞬間、戸川にだきついた。ナゾの失踪!堀田は苦しんだが決然として道子なしの生活は意味がないと、キャバレーにむかう、道子も堀田が迎えにくるのをまっていたのである、戸川は堀田の一げきにのびてしまった。わびしい歌が場末のキャバレーの最後をかざる様に堀田のピアノで、道子のメロディが流れて来た。

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