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花ざかり七色娘

  • はなざかりなないろむすめ
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/3/21
上映時間 56分
製作会社 東映東京映画
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督日高繁明 
脚色大和久守正 
原作高崎三郎 
緑川士郎 
企画秋田亨 
撮影高梨昇 
美術藤田博 
音楽石松晃 
録音岸勇 
照明城田昌貞 
編集田中修 
スチル永嶋幾善 

キャスト

出演小宮光江 征子
山東昭子 マッチ
春丘典子 照子
小林万里 まり子
槙阿由里 京子
浦野みどり 早苗
並木和子 みどり
星美智子 ポン子
清川虹子 婦長浜子
久保菜穂子 良美
小笠原慶子 智子
稲益美弥子 和子
山田真二 剛田純一
柳永二郎 剛田番作
波島進 哲平
河野秋武 武田豪
大村文武 松井
富田仲次郎 唐沢
山本麟一 アランの仙吉
潮健児 ドロンの政
長谷部健 本山
中村是好 源さん
大東良 長さん
片山滉 主治医
鈴木勇 新聞記者(1)
北山達也 新聞記者(2)
増田順司 中年紳士A
斎藤紫香 中年紳士B
沢彰謙 佐野

解説

高崎三郎・緑川士郎の「ずべ公天使」の映画化。「大江戸喧嘩まつり」の共同執筆者・大和久守正が脚色し、「坊ちゃん野郎勢ぞろい」の日高繁明が監督した。撮影は「億万長者(1960)」の高梨昇。

あらすじ

都会の裏側にある貧民街に一大歓楽街を建設しようとする財界のボス剛田番作は、その辺りを地廻りとする唐沢組を使って立ち退きを策していた。ドヤ街のベッド・ハウスを根城とするズベ公グループ緋桜組は、番長の征子を先頭に敢然と唐沢組に立ち向かった。元ズベ公仲間の良美とその夫哲平が営む喫茶店の開店日、哲平の友人純一は緋桜組のズベ公達と知り合いになり、松田医師とも顔なじみになった。この純一は剛田の一人息子である。そこへ唐沢は武田診察所の医師、松田や看護婦を買収した。職員に逃げられた武田は、純一や征子達の手つだいで診察を続けるが、無法な唐沢は病院担保の借用証を手に入れ立ち退きを迫ってきた。純一は家に帰って父に金儲けのために土地を買収するような卑劣な行為をやめるよう頼むのだったが、それを受けつけるような剛田ではなく、怒った純一は家出し、ベッド・ハウスの住人となって剛田財閥と闘おうと皆に宣言するのだった。そんな純一に征子はいつしか惹かれていった。純一は征子の孤独な姿から、父の姿を思い出し邸へ戻って父親を説きふせた。純一の真心を知った剛田は土地買収を断念しようと誓った。喜び祝う武田院長、純一、征子それにその仲間のささやかな祝宴の最中、唐沢一味が殴りこんできた。しかし、これも純一、哲平、ズベ公達の働きによって追い払われてしまった。この時、二、三十人の男たちがトラックで乗りつけてきた。古い診察所をこわして新しい立派な診察所をプレゼントしようという剛田の計らいであった。純一や征子、そしてズべ公達のまごころが今こそ実を結んだのだ。

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