スウェーデンの小さな町ヴィンメルビーに住むニイマン家は、パパとママ、長男のヨナスと長女のミア、そして末っ子のロッタ(グレテ・ハヴネショルド)の5人家族。ある雨の朝、ヨナスとミアが買い物に出かけることに。風邪をひいたロッタは、ママから外出禁止を言い渡されるが、ママに内緒でレインコートを着て雨の中へ飛びだしていく。春めいた陽気の日、ニイマン家は車で湖にピクニック。釣りをしても魚は連れず、ロッタのお気に入りのブタのぬいぐるみのバムセが行方不明に、果てはヨナスが湖に落ちて溺れそうにと大騒動。誕生日を迎えたロッタは、自分の自転車が欲しいとねだるが、聞き入れてもらえない。隣家のベルイおばさんの物置から大人用の大きな自転車を勝手に持ちだすが、おかげでちょっぴり怪我をした。ある日、一家は列車に乗って祖父母が住む田舎へ。遠出のサイクリングにも連れていってもらえないロッタは、大きくなれば自転車がもらえると思い、夕立の雨の中、養分がいっぱい詰まっていると聞かされた牛のウンチの山に入り込み、またまた大騒動に。ふくれっつらばかりのロッタだったが、結局パパが赤い自転車をプレゼントしてくれて、ようやく笑顔を浮かべるのであった。