男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

父、帰る(2003)

  • ちちかえる
  • Vozrashchenie
  • The Return

amazon


  • 平均評点

    74.2点(124人)

  • 観たひと

    227

  • 観たいひと

    31

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 ロシア
製作年 2003
公開年月日 2004/9/11
上映時間 111分
製作会社 レン・フィルム
配給 アスミック・エース
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

母子家庭の二人の少年と、12年ぶりに突然帰ってきた父親との小旅行を描く家族劇。監督はこれが長編映画デビューとなるアンドレイ・ズビャギンツェフ。出演は本作撮影後まもなく不慮の事故で溺死したウラジーミル・ガーリン、子役のイワン・ドブロヌラヴォフ、主に舞台俳優として活躍するコンスタンチン・ラヴロネンコほか。2003年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、新人監督賞、同年リュブリャーナ国際映画祭グランプリ、同年ザグレブ国際映画祭グランプリ、同年ロシア映画批評家協会賞、最優秀作品賞、最優秀新人監督賞、最優秀撮影賞ほか多数受賞。

あらすじ

母(ナタリヤ・ヴドヴィナ)とささやかに暮らしている、アンドレイ(ウラジーミル・ガーリン)とイワン(イワン・ドブロヌラヴォフ)の二人の兄弟。ある夏の日、家を出ていた父(コンスタンチン・ラヴロネンコ)が12年ぶりに突然帰ってきた。写真でしか見覚えのない父の出現に、混乱する兄弟。しかも父は家長然とした態度でいろいろ仕切りはじめ、しばらく息子たちと旅に出ると言い出す。翌日の朝、父と兄弟の3人は釣り竿とテントを積み、車で遥か北部の湖に浮かぶ無人島を目指して出発した。目的地までは3日かかるらしく、父は息子たちに男としての強さを教育しはじめる。その余りに粗暴な教え方に、イワンは時折歯向かってみるが、その度に押さえ付けられるだけだった。アンドレイは次第に父を慕っていくが、イワンは憎しみが募るばかり。そんな中、無人島に到着。兄弟は一時間だけの約束でボートで湖に出るが、イワンが魚を捕ることにこだわり、遅刻。父は激怒し暴力をふるう。我慢できなくなったイワンは逃げて塔の上に登るが、追いかけてきた父が転落死してしまう。兄弟は泣きながら父の遺体を運び、無人島を脱出するが、陸地についたとたんボートが流されてしまい、遺体は湖の底へと沈んでしまうのだった。

関連するキネマ旬報の記事

2004年11月上旬特別号

劇場公開映画批評:父、帰る

日本映画紹介/外国映画紹介:父、帰る

2004年9月上旬号

特集 「父、帰る」:アンドレイ・ズビャギンツェフ監督 インタビュー

特集 「父、帰る」:作品評