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悪魔とダニエル・ジョンストン

  • あくまとだにえるじょんすとん
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  • 平均評点

    67.6点(12人)

  • 観たひと

    28

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2005
公開年月日 2006/9/30
上映時間 110分
製作会社 ディス・イズ・ザット=コンプレックス・コーポレーション
配給 トルネード・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

繊細さゆえに、躁うつ病に苦しむ天才シンガー・ソングライター兼アーティスト、ダニエル・ジョンストンの狂気、創造性、愛を描いたドキュメンタリー。監督・脚本は「ハーフ・ジャパニーズ」のジェフ・フォイヤージーグ。出演はダニエル・ジョンストン、ダニエルのアルバム『Rejected Unknown』『Lost & Found』などをプロデュースするブライアン・ビーティ、ソニック・ユースのドラマーであるスティーヴ・シェリー。

あらすじ

1961年、カリフォルニア州サクラメントで生まれ、ヴァージニア州ニュー・カンバーランドで育った内気な少年、ダニエル・ジョンストンは、幼少の頃から特異な芸術的才能を見せていた。定期的に自らの思想やストーリーをカセット・テープに録音したり、スーパー8mmで監督・主演したり、アイディアに富んだマンガやアニメーションを描いたりして、ダニエルは少年時代を過ごした。しかし、キリスト教原理主義者の両親の目には、そんな息子の姿は反社会的にしか映らない。ダニエルは家を出て、ヒューストンの兄の家へ身を寄せる。そこで手に入れたコード・オルガンと兄の家のガレージが、彼の音楽キャリアをさらに広げることになる。その後、無一文でテキサス州オースティンへ流れ着いたダニエル。1980年代はじめ、自家製のカセットテープに様々なフォーク・ソングを録音した彼は、ファン、友人やジャーナリストたちに無料でテープを配り始めた。ちょうどその頃、オースティンの音楽シーンの活況にマスコミが注目しはじめており、意図せずその流れに乗ってしまったダニエルは、MTVでセレブとしてスポットライトを浴びる。だが、まさにその時、彼の内に潜んでいた悪魔が浮上。以後、持続的に躁うつ病に苦しむようになる。そしてその病の兆候は、彼が紡ぎだす歌や絵にますます顕著に現れていくのだった。今や40代半ばとなったダニエルは、入退院を繰り返しながらも多作なヴィジュアル・アーティストに成長。彼の鮮明で奥深い表現は、批評家からも賞讃され世界的に注目を浴びるようになる。ダニエルの過去~現在の貴重な映像、演奏シーン、自身によるホーム・ムーヴィーやオーディオ・テープに録音された音声などを挟み、友人や献身的な家族の証言も加え、彼のパーソナルな歴史を追っていく。

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2006年12月上旬特別号

劇場公開映画批評:悪魔とダニエル・ジョンストン