デイヴ・ダグラス(ティム・アレン)は出世に燃える地方検事代理。家庭のことはそっちのけで、地方検事になろうと重要な裁判に挑んでいた。被告人ジャスティン・フォレスターはデイヴの長女カーリー(ジーナ・グレイ)の社会科の先生で、「グラント・ストリクトランド社」の動物実験に反対して放火した疑いがかけられていた。カーリーは先生の無実を証明しようとグラント・ストリクトランド社に忍び込み、そこで出会った犬を家に連れ帰りシャギーと名づける。ところが犬嫌いのデイヴは、シャギーを追い出そうとして手をかまれてしまう。実はこのシャギーは300年以上生きている不思議な犬だった。シャギーに手をかまれたデイヴは、気づくと犬の姿に変身していた。一体どうすれば元の姿に戻れるだろうか、と悪戦苦闘するデイヴは、犬になってはじめて家族の大切さに気づき始める。調べていくうちに、フォレスターがグラント社の邪悪な科学者マーカス・コザック博士(ロバート・ダウニー・Jr.)によって無実の罪を着せられていたことが判明。はたしてデイヴは、コザックの悪事を暴くことができるのだろうか? 家族との絆は? そして人間に戻ることはできるのだろうか?