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紙屋悦子の青春

  • かみやえつこのせいしゅん
  • The Blossoming of Etsuko Kamiya
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  • 平均評点

    74.8点(165人)

  • 観たひと

    233

  • 観たいひと

    28

  • レビューの数

    38

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 2006
公開年月日 2006/8/12
上映時間 111分
製作会社 バンダイビジュアル/アドギア/テレビ朝日/ワコー/パル企画
配給 パル企画
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督黒木和雄 
脚本黒木和雄 
山田英樹 
原作松田正隆 
企画深田誠剛 
久保忠佳 
梅澤道彦 
製作川城和実 
松原守道 
亀山慶二 
多井久晃 
鈴木ワタル 
プロデューサー河野聡 
内藤和也 
杉山登 
大橋孝史 
磯田修一 
撮影川上皓市 
美術監督木村威夫 
美術安宅紀史 
音楽松村禎三 
録音久保田幸雄 
照明尾下栄治 
編集奥原好幸 
衣裳デザイン宮本茉莉 
ヘアデザイン小堺なな 
ラインプロデューサー桜井勉 
助監督清水俊悟 
スクリプター内田絢子 
スチール遠崎智宏 
題字赤松陽構造 
プロデューサー補上山公一 
八木健太 
小久保聡 

キャスト

出演原田知世 紙屋悦子
永瀬正敏 永与少尉
松岡俊介 明石少尉
本上まなみ ふさ
小林薫 安忠

解説

敗戦を間近に控えた田舎町を舞台に、出兵する二人の若者と残された娘の恋を描いた、ラブストーリー。原作は松田正隆氏の戯曲。ヒロイン・紙屋悦子役には「大停電の夜に」の原田知世。悦子を思う兵士役に、永瀬正敏と松岡俊介。監督は「父と暮らせば」の黒木和雄。

あらすじ

敗戦の色濃い昭和二十年・春。紙屋悦子(原田知世)は、鹿児島の田舎町で兄・安忠(小林薫)、その妻・ふさ(本上まなみ)と暮らしていた。そんな彼女は密かに兄の後輩、明石少尉(松岡俊介)に想いを寄せていた。ところがある日、兄は別の男性との見合いを悦子に勧めてきた。相手は明石の親友・永与少尉(永瀬正敏)で、明石自身も縁談成立を望んでいるらしい。当日、永与は、悦子に真摯な愛情を示した。永与の優しさに少しずつ悦子も心を開いていく。必死で搾り出す永与の求婚の言葉に対し、「はい」と答える悦子。だが、悦子は衝撃的な事実を知らされた。明石が特攻隊に志願し、間も無く出撃すると言うのだ。死を目前にし、明石は最愛の人を親友に託そうとしたのだろう。数日後、悲痛な面持ちで明石の死を告げに来た永与。明石が書き残したという手紙を永与から受け取り、封を開けずに握り締める悦子。そして、勤務地が変わる事になったという永与が去ろうとした時、彼女は今度こそ胸の中に秘めた想いを口に出した。「ここで待っちょいますから……きっと迎えに来て下さい」これから共に長い人生を生きる二人の、結婚を決意した最初の一歩がはじまるのだった。

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