ニューオリンズの下町フレンチ・クォーター。ザンダリー(エリカ・アンダーソン)は、愛する夫ティエリー(ジャッジ・ラインホールド)と、この小さな町で生活していた。しかし、詩人志願のティエリーは、父の遺したラジオ局の立て直しに奔走する毎日。もともと繊細な彼にはビッグ・ビジネスは不向きで、疲労のあまり不能になっていた。そんな夫に欲求不満を募らせたザンダリーは、夫の親友ジョニー(ニコラス・ケイジ)の誘惑に乗り、関係を結んでしまう。そうと察したティエリーは会社を辞め、妻と人生をやり直すためリゾート地へ向かった。だが、そこにジョニーが現れ、3人でボートに乗っているうちに、ティエリーが転落してしまう。助けを求めるティエリー。しかし、ザンダリーはそれを拒んで彼を水死させてしまうのだった。ザンダリーとジョニーはその後も愛欲の日々を過ごすが、ジョニーは麻薬のディーラーとのトラブルであっけなく殺されてしまう。