ジェニファー(チャーリー・ダニエルソン)はニューヨークの女流前衛写真家。7つのクリトリスを持つ彼女は、底なしの性欲を満足させるため、ゆきずりの男を漁る日々を送っていた。激しいエクスタシーに溺れて理性を失い、ベッドの上で相手の男を惨殺してしまうこともしばしば。しかも新陳代謝が活発すぎて、受精後数時間で子供を産み落としてしまう。それも決まって怪物のような奇形の胎児だった……。出産時の事故で傷を負ったペニスにコンプレックスを持つバッツ(アンソニー・スニード)。ステロイドなどの薬品を日常的に大量注入していたせいで、彼のペニスは60センチを超えるモンスターサイズに急成長。常時エレクトしたままのペニスは、やがて自身の意思を持つ生命体へと進化してゆく……。真実の愛を渇望しながら、肉体が命ずるままに暴走するジェニファーと、生殖器が引き起こす問題に苦悶し、特製マスターベーション・マシーンで日々自分を慰めるバッツ。不幸な星の下に生まれついた2人のヒューマンモンスターが運命の出会いを果たしたとき、情欲と鮮血に彩られた恐るべき愛の惨劇が幕を開ける……。