ケリー(ジェーン・ワイマン)は、郊外の邸宅で暮らす未亡人。大学生になった息子と娘が家を出た今は子育てもひと段落し、友人にも恵まれて気ままな一人暮らしを満喫していた。そんなある日、以前から庭の手入れをしていた若い庭師の青年ロン(ロック・ハドソン)と言葉を交わし、二人は急速に親しくなっていく。 最初はただの友人として、ロンが語る樹木の話や彼の若い仲間たちとの付き合いを楽しんでいたケリーだったが、ロンと自然に愛し合い、結婚を考えるようになる。 やがて二人の関係は保守的な町でスキャンダラスに噂されるようになり、それを知った息子や娘、友人にも激しく反対されるケリー。彼女は悩んだ末にロンに別れを切り出すが……。