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ぼくたちのムッシュ・ラザール

  • ぼくたちのむっしゅらざーる
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  • 平均評点

    72.1点(146人)

  • 観たひと

    228

  • 観たいひと

    25

  • レビューの数

    42

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 カナダ
製作年 2011
公開年月日 2012/7/14
上映時間 95分
製作会社 micro_scope
配給 アルバトロス・フィルム=ザジフィルムズ
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

モントリオールの小学校を舞台に、担任の自殺に動揺する生徒たちと、アルジェリア系移民の代理教師との心の交流を描くヒューマンドラマ。監督は、「本当に僕じゃない!」のフィリップ・ファラルドー。出演は、「いのちの戦場 アルジェリア1959」のモハメッド・フラッグ。第84回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。

あらすじ

ある冬の朝、モントリオールの小学校へ、牛乳当番のため早めに登校したシモン(エミリアン・ネロン)は、担任の女性教師マルティーヌが教室で首を吊って死んでいるのを見つける。シモンから事態を聞いた教師が全校生徒を校内から退出させるが、シモンの同級生アリス(ソフィー・ネリッセ)もその現場を見てしまう。事件から1週間が経ったが、子どもたちはショックを受け、学校は生徒たちの心のケアや後任探しの対応に追われていた。そんななか、アルジェリア系移民の中年男性バシール・ラザール(モハメッド・フラッグ)が代理教師の募集広告を見て応募してくる。採用されたラザールは、温和な性格から早々に子どもたちと打ち解けるが、その授業のやり方は決して洗練されたものではなかった。円形に並んだ机を直線に並べ替えたり、子どもには難解なバルザックの古典小説の口述筆記を課したり、古い文法用語を使ってフランス語の授業を行ったりした。子どもたちはラザールの授業に戸惑いつつも、徐々に以前の生活を取り戻していく。なかでもアリスはラザールの母国アルジェリアに真っ先に興味を持ち、写真を集めるなど、誰よりも積極的に新しい環境を受け入れようとするが、マルティーヌ先生の死を忘れることができなかった。そして、その現実を遠ざけようとする学校側の姿勢に疑問を持ち、先生の死を気にしていない振りをするシモンに苛立つ。一方、ラザール自身も、愛する人々の死を乗り越えなければならなかった……。

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