ハリエット・ビーチャー・ストウ女史の世界に名高い小説「アンクル・トムス・ケヴィン」の映画化。ハリー・ポラードが映画向きに一度書き直したものを基に、ハーヴェイ・シュウとA・P・ヤンガーが撮影台本を作り、「加州目指して」「鵜の目鷹の目」と同じくポラードが監督。一昔前のアメリカ映画の花形として人気者だったマーガリータ・フィッシャーが、久々に復帰してエリザに扮し、トムにはジェームズ・B・ロウが抜擢された。共演に「ある男の過去」のアーサー・エドモンド・カリュー、「君が為め命捧げん」のジョージ・シーグマン、映画初出演のヴァージニア・グレイ。その他ユーラリー・ジェンセン、ルシアン・リトルフィールド、モナ・レイ、ジャック・モワー、ジョン・ローシュ、ディック・サザーランドが総出演する。