家族4人でパリ行きの列車に揺られながら、母親のアルベルティーヌ(カリン・ヴィアール)は幼い頃に経験したバカンスでの出来事を思い出していた……。1979年の夏休み。11歳のアルベルティーヌ(ルー・アルバレス)は、父ジャン(エリック・エルモスニーノ)や母アンナ(ジュリー・デルピー)とともに祖母アマンディーヌ(ベルナデット・ラフォン)の誕生日を祝うため、ブルターニュ地方を訪れる。彼女たちの一家に加えて、親戚一同が集まったところで、庭で始まる昼食会。その場は、人気歌手やサッカーの話題で盛り上がる。その後、年寄りを家に残して海水浴に出かけたところ、浜辺でヌーディストたちの集団にバッタリ遭遇。アルベルティーヌは、そこで出会った父の友人の息子、マチューに仄かな恋心を抱くが……。