2004年、スマトラ沖で発生したマグニチュード9.1の地震により引き起こされた津波に実際に被災し生還したスペイン人一家の体験を基に、一家や彼らを支えた人々を描いたヒューマン・ドラマ。監督は長編映画デビュー作「永遠のこどもたち」がスペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で脚本賞ほか7部門に輝いたJ.A.バヨナ。想像を絶する津波に巻き込まれて家族が離れ離れになっても希望を持ち再会を願う夫婦を「J・エドガー」「21グラム」のナオミ・ワッツと「人生はビギナーズ」「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガーが演じる。ナオミ・ワッツは本作により第85回アカデミー賞および第70回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされた。