思いが通じた矢先に殺された男がハエとして生まれ変わり、自分を死に追いやった恋敵を懲らしめる異色アクション・コメディ。恋人を守るために試行錯誤し、トレーニングをするハエの様子なども盛り込まれている。インド国内でヒットを記録し、アメリカ、イギリスといった封切られた各地では話題をさらった。監督は「Vikramarkudu」(未)などインド・テルグ語圏の中でもきってのストーリーテリングの名手とされるS. S. ラージャマウリ。CGをマクタスタジオが手がけている。インド映画界最大規模の映画賞であるナショナル・フィルム・アワードで、2012年度最優秀特殊効果賞を受賞した。主にカンナダ語圏で活躍するスディープが、主人公に復讐される社長を演じている。