7年前に警察官を辞め、私立探偵を開業したビリー・タガート(マーク・ウォルバーグ)は、危険だが金にならない仕事に追われる日々を過ごしていた。ニューヨークが8日後に控えた市長選に沸くなか、現市長のホステラー(ラッセル・クロウ)がビリーを呼び出し、妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼してくる。市長とビリーは、ビリーの辞職の原因となったある殺人事件の秘密を共有している。ビリーは市長の妻の浮気相手が、対立候補ヴァリアント(バリー・ペッパー)の右腕、アンドリュース(カイル・チャンドラー)であることを探り出し、愕然とする。調査を終えた数日後、路上で何者かが、アンドリュースを射殺する。ホストラーの陰謀に利用されたことに気づいたビリーは、正義を貫くため立ち上がる。勝ち目ゼロの復讐の行方は……。