ボディセラピストのエヴァ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)は離婚して10年経つが、仕事は充実しているし、何でも本音で話せる親友はいるし、何より最愛の一人娘との生活が楽しく、恋人がいなくても幸せだった。しかし、娘が名門大学に合格して独り立ちすることになり、これからの人生の寂しさに気づいた彼女は、友達のパーティでアルバート(ジェームズ・ガンドルフィーニ)と出会う。バツイチで娘一人という境遇も、ユーモアのセンスも同じアルバートの、大らかで優しい人柄にエヴァは惹かれていく。新しく顧客になった詩人のマリアンヌ(キャサリン・キーナー)との間に友情も芽生え、エヴァの生活は新しい喜びに満ちていく。ライフスタイルのすべてが魅力的なマリアンヌだったが、結婚だけは大失敗だったとエヴァに打ち明ける。エヴァは元夫のダメ人間ぶりに一緒になって眉をひそめていたが、マリアンヌの元夫がアルバートであることに気づく。真実を告げるチャンスを逃すうちに、あってはならない事態に……。