フランスとニューヨークを結ぶ国際麻薬組織の捜査に執念を燃やす刑事“ポパイ"をジーン・ハックマンが熱演、アカデミー作品賞・監督賞・主演男優賞・脚色賞・編集賞を受賞した傑作アクション。本作に出演もしている実在の刑事エディ・イーガンとソニー・グロッソーが麻薬担当官として示した実績をもとに、彼らを主人公にした大がかりな麻薬密輸事件を描いたロビン・ムーアの原作小説を、「黒いジャガー」のアーネスト・タイディマンが脚色した。ロケ撮影を生かしたウィリアム・フリードキン監督の緊迫感あふれるドキュメンタリータッチの演出、迫力のカーチェイスが今も高く評価されている作品。共演は「コールガール」のロイ・シャイダー、「哀しみのトリスターナ」のフェルナンド・レイ、トニー・ロー・ビアンコ、「Z」のマルセル・ボザッフィ、フレデリック・ド・パスカルなど。撮影はオーウェン・ロイズマン、音楽はドン・エリス、編集はジェリー・グリーンバーグが担当。