クリスマスを1週間後に控えたミシガン州のスリーオークスの町。母を亡くし、不景気に沈む貧しい暮らしの中でも9歳のジェシカ(レベッカ・ハレル)はクリスマスにはきっと奇跡が起こると信じていた。そんなある日、彼女は森に倒れているトナカイをサンタクロースのソリを引く“プランサー”だと思って連れ帰り看病する。しかし暴れ出したトナカイを父のジョン(サム・エリオット)は売ってしまい、悲しんだジェシカは兄のスティーヴ(ジョン・デューダ)と共にプランサーを助けようとして怪我をしてしまう。そんな娘の姿を見て父もその純粋な心に感動し、クリスマス・イブの夜、親子はプランサーを逃がしてやろうと森へ向かう。瞬く星空の中やってきたサンタクロースとトナカイのソリヘ向かってプランサーは飛んでいった。