生まれつき、耳が聞こえず、話せないバルフィ(ランビール・カプール)は、眼差しと身振り手振りで豊かな感情を完璧に伝え、街中の人気者になっていた。そんな彼に、2人の女性が密かに想いを寄せていた。1人は、資産家の男性と結婚したシュルティ(イリヤーナー・デクルーズ)で、愛情が欠けた関係に悩んでいたところ、バルフィと運命的に出会い恋に落ちた。しかし、一方で安定した未来も捨てきれず、夫とバルフィの間で気持ちは揺れ動いていた。もう1人はバルフィの幼馴染で、家族からの愛情を受けずに育ち、心を閉ざしていたジルミル(プリヤンカー・チョープラー)。ある日偶然の再会を果たした彼女は、いつも優しくそばにいてくれるバルフィにだけは心を開いていく……。