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ふたつの祖国、ひとつの愛 イ・ジュンソプの妻

  • ふたつのそこくひとつのあいいじぇんそぷのつま
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  • 平均評点

    62.8点(8人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ドラマ
製作国 日本
製作年 2014
公開年月日 2014/12/13
上映時間 80分
製作会社 天空=アジア映画社=太秦
配給 太秦
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声 モノラル
上映フォーマット HD

スタッフ

監督酒井充子 
エグゼクティブプロデューサー菊池笛人 
朴炳陽 
プロデューサー小林恒行 
日本プロデューサー辻本隆行 
韓国プロデューサー兪澄子 
撮影松根広隆 
音楽廣木光一 
録音川上拓也 
音響効果菊池信之 
編集糟谷富美夫 

キャスト

(C)2013 天空/アジア映画社/太秦

解説

韓国では知らぬ者はない国民的画家イ・ジュンソプとその日本人妻・方子。戦火に翻弄された1組の夫婦の生き様を通じて、日本と韓国の関係を見つめ直したドキュメンタリー。監督は「台湾人生」、「台湾アイデンティティー」など、台湾の“日本語世代”の取材を通じて、日本と台湾の解けない関係性を描き出した酒井充子。

あらすじ

日中戦争が泥沼化の一途を辿り、日本が戦争の道を突き進んでいた1939年(昭和14年)。三井財閥企業の役員を父に持つ令嬢・山本方子は、美術学校で出会った朝鮮からの留学生イ・ジュンソプと恋に落ちる。やがて日本は太平洋戦争に突入。空襲が激化し、戦況が最終局面を迎えた1945年に、方子は命がけで海を渡り、故郷に戻ったジュンソプのもとへ嫁ぐ。幸せな時を過ごしたのも束の間、1950年(昭和25年)に勃発した朝鮮戦争の戦火と貧困に追われた2人は、再び日本と朝鮮の地で離れ離れになってしまう。それでも愛を失わなかった方子とジュンソプは、唯一の通信手段である手紙を利用して、200通以上にも及ぶやり取りを交わした。アジアの芸術家として初めてニューヨーク近代美術館(=MoMA)に作品が収蔵され、遺された絵画は今や億の値がつく画家イ・ジュンソプ。今でこそ韓国内に知らぬ者はいない著名な画家だが、生前はキャンバスも買えないほど貧しい生活を送り、1956年(昭和31年)に39歳で息を引き取った。彼が最後に会いたいと願ったのは、日本人の妻・方子だった。1組の夫婦の姿を通じて、悪化の一途を辿る日韓関係を見つめ直す。国家の対立が先鋭化した時代に、民族や政治、思想を乗り越えて信頼を築いた2人の人生が私たちに問いかけることとは……?

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