冴えない中年男ジョン(マーク・ウォールバーグ)と恋人の結婚から数年。中年テディベアのテッドと親友のジョンは、ボストンで相変わらず平凡な毎日を送っていた。しかし、ひとつだけ大きな変化があった。テッドがバイト先のスーパーで知り合ったタミ・リンと結婚していたのだ。お互いスーパーのバイト勤務のため貧しい生活を送るテッド夫妻は、ある日些細なことで大ゲンカとなり、早くも新婚生活は暗礁に乗り上げる。テッドは危機を乗り越えるために、子供を持ち、父親になることを決断する。しかし、州政府より「テッドは人間ではなく“モノ”である」と通達され、子供を持つことはおろか、タミ・リンとの結婚さえも無効と判断される。希望が打ち砕かれたテッドは、さらにスーパーのバイトまでクビになってしまい途方に暮れる。一方、親友をモノ扱いされて怒り心頭のジョンは、州政府を相手にテッドの人権を勝ち取るための訴訟を起こす。若くて美人の新米弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライド)を弁護士として雇い、裁判所に乗り込むが、はたしてテッドは人権を認められ、愛する女性の夫となり、父親になることはできるのか?