日本で甲賀流忍者の修行を極めたアメリカ人、ケイシー・ボウマン(スコット・アドキンス)は、甲賀道場の跡取り娘、武田波子(肘井美佳)と結婚し、平和な生活を送っていた。しかしある夜、彼が家を空けた隙に何者かの襲撃を受け、波子とお腹の子供が惨殺される。すべてに疲れたケイシーは、かつて甲賀道場でともに学び、今はタイ・バンコックで道場を経営している兄弟子・中原(ケイン・コスギ)の誘いを受け、タイに渡る。ケイシーはそこで、甲賀道場の武田師匠のライバルだった男の弟ゴロー(菅田俊)が、影の軍団を率いてミャンマーで麻薬密売組織を仕切っていることを知らされる。そして、ゴローの使う武器は、波子を殺害したものと同じ鎖分銅だった。ケイシーは波子の仇を討つため、単身ミャンマーに向かうが……。